Beats by Dr. Dre のプレジデント兼COOのルーク・ウッドが4月末で退任

後任は「Apple Music」の責任者が就任

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Beats by Dr. Dre(ビーツ・バイ・ドクタードレ)」のプレジデント兼COOのLuke Wood(ルーク・ウッド)が4月30日(現地時間)に同職を退任することが明らかになった。

「Beats Electronics(ビーツ・エレクトロニクス)」社およびオーディオブランド「Beats by Dr. Dre」は、2006年にDr. Dre(ドクタードレ)とJimmy Iovine(ジミー・アイオヴィン)が設立。Woodは創立メンバーではないものの、同社に初期から関わっており、2011年に正式に加入し、同ブランドの発展に尽力してきた。

「Beats by Dr. Dre」は2014年に「Apple(アップル)」が30億ドルで買収。Woodは同ブランドを長年率いてきたものの、「Apple」のインターネット関連のソフトウェア・サービス担当シニアバイスプレジデント Eddy Cue(エディ・キュー)が従業員に送ったメールによると、「2019年末に、Woodから何か新しいことをしたいという要望があり、引き継ぐための計画を立てることを認めた。私は彼の前向きな姿勢に感謝するとともに、今回の事を準備することができた」と述べている。

Woodの後任には、「Apple」のベテラン幹部で、「Apple Music(アップル ミュージック)」とインターネット関連のソフトウェアサービス担当バイスプレジデント Oliver Schusser(オリバー・シューサー)が就任する。Cueは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響がある中で、経営陣を変更することを気にかけており、「発表のタイミングとしては理想的ではない」としたものの、「Appleはこの状況下でもビジネスを前進させ、Beats by Dr. Dreブランドへの取り組みと、音楽ポートフォリオにおける同ブランドの役割をしっかりと維持していく事が重要だ」と語っている。

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