新型コロナウイルスの影響で Banksy のオークションへの参加者が急増?

『Sotheby’s』オークション参加者の約50%が新規参入のコレクターであることが明らかに

アート
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先日開催された『Sotheby’s(サザビーズ)』のオークションで、出品されたBanksy(バンクシー)の作品25点の落札価格が合計約110万ポンド(約1億4,700万円)にも及んだことが明らかになった。

この落札価格は、販売前の予想額である67万2,000ポンド(約8,900万円)をはるかに上回る結果となった。今回のハイライトは、Banksyの代表作の一つ “Girl With Balloon”。描かれている風船がピンクとレッドの2タイプあり、前者が37万5,000ポンド(約5,000万円)、後者は10万6,250ポンド(約1,144万円)で落札されている。その他の作品では“Gangsta Rat”や、故・ダイアナ妃の顔が描かれた“Di-Faced Tenners”などが出品された。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で様々な産業が打撃を受けているが、アート業界も例外ではない。そんな状況下にも関わらず、Banksyの人気は健在のようだ。今回最も興味深いのは、オークション参加者全体の47%を新規参入者が占めたこと。そのうち、ほぼ30%が40歳未満であるという、これまでの統計では見られなかった大きな変化を示している。おそらくこのパンデミック下での自宅謹慎者の増加が原因で、オンラインオークションへの新規参加者が驚異的に増加したと予想される。

今回のオークションで販売されたBanksyの作品全25点の詳細は『Sotheby’s』のウェブサイトでチェックしよう。

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