iPhone 12 に 新型 iPad Pro に備えられている LiDAR スキャナ搭載の噂が浮上

iPhone 12はAR(拡張現実)機能にフォーカス?

テック&ガジェット
21,027 Hypes

アメリカ・カリフォルニア州を拠点とする電子機器に関する修理情報を提供するベンチャー企業「iFixit(アイフィックスイット)」が、先日発売されたばがりの「Apple(アップル)」の新型 iPad Proの分解動画を公開した。

公開された動画を確認すると、内部構造は2018年に発売された旧型のiPad Proとほどんど変わっていないものの、やはり本モデルの最大の進化点である空間認識センサー LiDARスキャナに焦点が当てられている。さらに、LiDARスキャナを解剖して、VCSELトランスミッターと受信センサーを含む2つのレンズキャップ付きモジュールの存在を明らかにしている。LiDARスキャナの仕組みは、iPhoneやiPad ProのFace IDで用いられているTrueDepthカメラと同じで、ドットプロジェクターから多数の赤外線レーザーを放射し、反射して戻ってきたものを赤外線カメラが捉えて本体のイメージプロッサに送るというもの。

『YouTube(ユーチューブ)』の人気チャンネル『EverythingApplePro』では、LiDARスキャナがiPhoneの内側に完全に収まるほど小さいサイズであることが分かる。この動画ではLiDAR設計モジュールをスケーリングしてレンダリングし、それをiPhone 11 Proハードウェアにマッピングしている。これにより、iPhone 12は、iPhone 11 ProやPro Maxと比較して、カメラハードウェアからあまり多くの変更を加えないだろうと多くの人が推測する可能性がある。

また、『9to5mac』では、iOS 14コードにLiDARスキャナを使用した、AR(拡張現実)に焦点を当てた“Gobi”と呼ばれる新しいアプリの証拠が含まれていることが明らかに。これらの情報から、iPhone 12にLiDARスキャナが搭載されることが予想される。正式な発表が待たれるiPhone 12シリーズだが、さらなる続報に期待したい。

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