ボストン美術館がジャン=ミシェル・バスキアらに焦点を当てたエキシビションをオンラインで公開

バスキアをはじめとする20世紀を代表する鬼才アーティストたちによる貴重な作品などを展示

アート
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猛威を振るう新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックを受け、アメリカ・マサチューセッツ州の『ボストン美術館』が、4月5日から8月2日(現地時間)までの会期を予定していたエキシビション“Writing the Future: Basquiat and the Hip-Hop Generation”展をオンラインで公開することを発表。

“Writing the Future: Basquiat and the Hip-Hop Generation”展は、様々な困難を乗り越え、文化的表現方法を世に広めたアーティストたちに焦点を当てた展示。Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)を筆頭に、Keith Haring(キース・ヘリング)、Futura(フューチュラ)、RAMM:ΣLL:ZΣΣ(Rammellzee、ラメルジー)など20世紀を代表する鬼才アーティストたちによる貴重な作品を取り揃えている。展示全体は、伝説的グラフィックアーティスト Basquiatの名声が世に広まる前に着目し、彼のアイコニックな作品に影響を与えた社会的政治的問題、1980年代に繰り広げられたニューヨークのダウンタウンアートやヒップホップシーンを確立させた様々なアーティストとの人間関係に迫る。中でもハイライトは、Basquiat、Haring、Futura、Eric Haze(エリック・ヘイズ)、Kenny Scharf(ケニー・シャーフ)といったストリートアートシーンの重鎮アーティストのタグで覆われた『Fun Gallery(ファン・ギャラリー)』にある冷蔵庫“Untitled (Fun Fridge)”のディスプレイだろう。

『ボストン美術館』は、「現在、この状況であるからこそ、開催する必要がある。これを機に、美術館だけではなく、幅広い年代のコミュニティーや異なる生立ちを持つ人々が一つになり、アート、カルチャー、アイディアの新たな共有方法を見つけ、未来へと受け継いでいくだろう」とコメントした。

上記のギャラリーをチェックし、『ボストン美術館』の公式オンラインサイトにて展示の最新情報を待とう。

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