Nujabes の10周忌に渋谷スクランブル交差点で追悼映像が公開される

夭折のトラックメイカーに捧げた追悼プロジェクト

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ミュージック
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ストリーミングサービス最大手の『Spotify(スポティファイ)』が、2020年2月26日の19:30に、東京・渋谷のスクランブル交差点の大型ビジョン6面で、2010年2月26日に36歳の若さで亡くなった日本を代表するトラックメイカー、Nujabes(ヌジャベス)に捧ぐ映像作品を放映した。

この作品は、Nujabesと生前親交の深かったDJ/プロデューサーで「Cafe Apres-midi(カフェ・アプレミディ)」を主宰する橋本徹がクリエイティヴ・ディレクターを務めた“Pray for Nujabes”というプロジェクトによるもの。Nujabesの母の「10周忌の日に思い出の地・渋谷のスクランブル交差点で息子の音楽を流して、多くの皆さんに聴いていただけたら」という願いをかなえるために橋本が発案し、『Spotify』の協力を得て実現させた。

“Pray for Nujabes”と題された3分間の映像は、生前彼が残した名曲である“Luv(sic.)pt2”、“Luv(sic.)pt3”、“reflection eternal”などのビートが流れる中、海辺の風景や夏の花火などが映し出されたもの。当日はこの映像が渋谷・スクランブル交差点の巨大スクリーンで10回に渡って放映され、突然の出来事に人々が立ち止まってその音楽に耳を傾けたり、スマートフォンで撮影したりする姿が多く見られた。

橋本はこの映像作品に加えて、Nujabesの10周忌オフィシャル・プレイリストとして“Pray for Nujabes”を選曲、2月26日には、このプレイリストと、『Spotify』が選曲した“This is Nujabes”が同時に公開された。また、同日にはNujabesのレーベルである「Hydeout Productions(ハイドアウト・プロダクションズ)」より、2005年発表の2ndアルバム『Modal Soul』のアナログ盤が初めて発売された。Nujabesの音楽は、没後10年を経てなお、世界中の多くの人々に愛されており、『Spotify』では2018年には「世界で最も再生された国内アーティスト」の第3位にランクされている。上記の映像と、下記のプレイリストを聴きながら、この稀代のトラックメイカーを追悼しよう。

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