新型コロナウイルスの影響により Nike の時価総額が170億ドル下落

中国における売上低迷が大打撃に

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Nike(ナイキ)〉が発表した声明によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、同ブランドの時価総額が170億ドル(約1兆8400億円)下落したことが判明。

先日〈Nike〉が発表した、中国内のおよそ半数のストアを一時的に閉鎖、営業を継続する残りの店舗でも営業時間を短縮するという感染拡大防止策と、それに伴う客足の伸び悩みが売り上げに大きく影響を与えている。しかし米経済紙『Forbes(フォーブス)』によると、コロナウィルスの震源地が“中国”であるというのが今回の騒動の最大の要因となっているようだ。同社にとって中国は世界で最も成長率および利益率が高い地域であり、2019年度における総売上高の15%、総収益の40%を占めるほど。また、2016年から2019年にかけて、中国は〈Nike〉のグローバル成長の3分の1以上を担い、年率18%で同社に24億ドル(約2,600億円)の収益を追加した。

Apple(アップル)」も同様に2020年第2四半期の収益の減少を予測しており、新型コロナウイルスが世界経済に及ぼす損失は未だ計り知れない。

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