6億円以上のバスキアやウォーホルの偽造作品を販売した男性に有罪判決

懲役25年となる見込み

アート
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3月10日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルス連邦裁判所が、同州在住のPhilip Righter(フィリップ・ライター)という43歳の男性をJean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)、Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)、Roy Lichtenstein(ロイ・リキテンスタイン)らの偽造の作品を販売していたとして起訴した。

Philipは、作品の出所の詳細を記載した偽造文章を作成し、作品に偽造したスタンプを貼り付け、あたかも本物であるかのようにバイヤーに売りつけていたという。それだけではなく、一部のBasquiatの作品においては、1980年代にかけて彼の作品を扱っていたニューヨークの『Annina Nosei Gallery』で購入したことを裏付けるための偽ラベルを制作。2016年から2018年にかけて、その被害総額は600万ドル(約6億2,300万円)以上にも及ぶ。彼はこの詐欺で得た金で、様々なローンを返済し、同時に多数の文書において税務情報を操作したという。彼は既に通信詐欺や税金詐欺で有罪が決定している上、アート偽作行為でフロリダ州の連邦裁判所でも告訴されており、現在懲役25年の刑が下されている。

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