adidas が新型コロナウイルスの影響により中国における1千億円以上の売上減少を予測
競合である〈Nike〉や〈PUMA〉よりも厳しい状況に
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界中の企業やイベントは多大な影響を受けているが、ドイツの大手スポーツブランド〈adidas(アディダス)〉もその例に漏れず急激な売り上げ減少に苦しんでいるようだ。
〈adidas〉は先月、新型コロナウイルスの影響により、中国での売上が10億ユーロ(約1,183億8千万円)、日本と韓国で1億ユーロ(約118億4,500万円)減少する予測を投資家に対して公開。これを受けて、同社の株価は数週間下落を続け、3月11日(現地時間)にさらに10%ダウンした。同社の最高経営責任者であるKasper Rorsted(カスパー・ローステッド)は、利益率の高い中国市場は一般的に会社の全体的な利益に大きく寄与する要因であるとアナリストに説明。また、今年開催を控える「東京オリンピック」及び「EURO 2020」が中止になった場合、最大7,000万ユーロ(約82億8,000万円)の売り上げを失う可能性を示唆した。困難な状況にあることは確かだが、同社はコストカットとして人員整理などは考えていないという。
一方で楽観的なニュースとして、春節の1月25日以降閉鎖されていた12,000店舗のうち、約半数が営業を再開したことが明らかに。さらに、2020年全体での同社の売上高は通貨中立ベースで6~8%増加、営業利益が10.5~11.8%増加すると予測されており、2020年後半には事態が収束すると見込まれている。
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