奈良美智の “Dead of Night” が クリスティーズ主催のオークションに出品

落札価格は400万ドルにまで及ぶ可能性も

アート
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世界的に活躍する日本人アーティストの奈良美智が2004年に制作した作品“Dead of Night”が、2月12日(現地時間)にロンドンで行われる、「Christie’s(クリスティーズ)」主催のオークション“Post-War and Contemporary Art Evening Sale”へ出品されることが決定した。

2019年に『Sotheby’s(サザビーズ)』が香港で開催したオークションにて、奈良氏の2000年の作品“Knife Behind Back”が、自身の作品の最高額である約2,500万ドル(約27億7,200万円)で落札された。今回のオークションでの落札価格は、400万ドル(約4億3,600万円)を超えることが予想されている。

今回出品される“Dead of Night”は、円形キャンバスの中心に、奈良氏のシグネチャーである猫目の少女が描かれている。少女の左目は着ているシャツと同様のグリーン、右目は背景とマッチするワインレッドで彩られ、反抗と無関心といった2つの感情を併せ持った表情が印象的だ。また、繊維強化プラスチックを正方形のキャンバスのパッチワークで覆うといった手法が用いられている本作は、彼がドイツから帰国後の2001年から始めた“concave discs”シリーズに属している。

”Post-War and Contemporary Art Evening Sale”は先述の通り、2月12日(同時間)に開催。そのほかの出品作品は、こちらからチェックしよう。

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Christie’s London
8 King St
St. James’s, London

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