Spotify の有料会員数が Apple Music の2倍以上となる約1億2,400万人に到達

「Spotify」の次なる一手は音声コンテンツの”ポッドキャスト”

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音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」が2019年度第4四半期の業績を発表し、競合サービスである「Apple Music(アップル ミュージック)」の2倍以上もの有料会員を抱えていることが明らかとなった。

米デジタルメディア『Mashable』によると、「Spotify」の有料会員数は約1億2,400万人に到達。とりわけ2019年度第4四半期において会員数の伸びが顕著で、昨年同期比で29%増を記録した。一方。「Apple Music」の有料会員数は約6,000万人。現在のところ、音楽ストリーミングサービスの覇権は「Spotify」が握っているといっても過言ではないだろう。さらに、「Spotify」は今後の見通しとして、月間アクティブユーザーおよび有料会員数は順調に増化していくとしている。

そんな「Spotify」が現在注力している新分野が、英会話やニュース、コメディ、ドラマなど幅広いジャンルが揃う音声コンテンツの“ポッドキャスト”だ。同社は昨年、アメリカ元大統領Barack Obama(バラク・オバマ)とその妻Michelle Obama(ミシェル・オバマ)の制作会社「Higher Ground(ハイヤー・グラウンド)」との複数年契約を締結し、オバマ夫妻によるポッドキャストを制作すると発表。さらには、ポッドキャスト関連企業の「Gimlet(ギムレット)」と「Anchor(アンカー)」の2社、直近ではスポーツ関連のポッドキャストを配信する「The Ringer(ザ・リンガー)」の買収を発表している。『Vovnest states』の記事によると、ポッドキャスト分野では、現時点で「Apple Music」が優勢な模様。ただし、上述の数々の強化戦略を見てみると、ポッドキャスト市場における「Spotify」の新たな一手に期待せざるを得ない。今後の動きに要注目だ。

「Spotify」が発表した2020年注目の国内アーティスト“Early Noise 2020”もチェックしておこう。

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