S-WORD が NITRO MICROPHONE UNDERGROUND からの脱退を発表
7本マイクで新章へ








2020年の年明け早々に約9年ぶりとなるニューシングル『歩くTOKYO』を発表し、健在ぶりを見せつけてくれた伝説のヒップホップグループ、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド)。同グループは、1月30日(木)に渋谷『TSUTAYA O-EAST』で行われたワンマンライブ 「LIVE20」の中で、メンバーのS-WORD(スウォード)の脱退を発表。今後は7MCで活動を続けていくことになる。
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDは、GORE-TEX(ゴアテックス)、DELI(デリ)、BIGZAM(ビグザム)、XBS(エックスビーエス)、SUIKEN(スイケン)、DABO(ダボ)、MACKA-CHIN(マッカチン)、S-WORDの8MCからなる大所帯クルー。1998年の結成以来、全国のヘッズから熱狂的な支持を受け続けてきたが、2012年に一旦活動を休止。その後、7年間の沈黙を破り2019年に活動を再開し、ワンマンライブ「LIVE19」を行う。2020年に入ってからは、先述の通り新曲の発表、ワンマンライブの敢行と、クルーの健在ぶりを証明するような活動が続いている。
ワンマンライブ 「LIVE20」では、昨年の「LIVE19」とは趣向を変え、前半はメンバーのソロ曲やユニット曲が連なるセットリストを披露。中盤からは8人が勢揃いし、往年の名曲から新曲『歩くTOKYO』まで畳みかけ、会場に詰めかけた 1,300人を熱狂させた。 年齢やキャリアを重ねたレジェンドクルーらしい懐の深さと引き出しの多さでオーディエンスを圧倒したNITROだが、ライブの熱も冷めやらぬ中、オリジナルメンバーの一人、S-WORDの脱退を発表。今後は 7MCで活動を続けて行くこととなる。とは言え、 メンバーに悲壮感や焦燥感は皆無。むしろ、老いて益々盛んと言わんばかりに、2月以降も新曲のリリースラッシュや、地方都市でのワンマンライブ、フェスへの出演など精力的な活動を予定している。これから7本マイクとして歩みを始めるNITROの新章に期待したい。
S-WORDの脱退に関するNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDからのメッセージ
いつも NITRO MICROPHONE UNDERGROUND を応援してくださっているみなさまへ
すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、メンバーのS-WORDが本人の意向により、1月30日の「LIVE20」を持ちまして、今後のNITROの一員としての活動から一線を引くこととなりました。S-WORDは今後はソロアーティストとして活動を続けていきますので、応援のほどよろしくお願いします。
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDは、2020年2月1日より7人で再出発します。オリンピックイヤーとなる今年は、新曲のリリースやワンマン LIVE、イベントやフェスへの出演など、精力的に活動していく予定です。さらにパワーアップしたNITROをお見せできるよう、メンバーはじめスタッフ一同頑張ってまいりますので、今後ともNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDをよろしくお願いいたします。
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