Nike SB が2020年東京オリンピックにおけるスケートボード用ユニフォームを制作
フットウェアにはBruin ZoomXとBruin Reactの2型がラインアップ






2020年7月に開幕を控える東京オリンピックにおいて、1つのハイライトとなるのは、今大会から初めて正式競技に採用されたスケートボードで間違いないだろう。その盛り上がりをより一層高めるべく、〈Nike SB(ナイキ SB)〉から、アメリカ/ブラジル/フランス代表スケートボードチームの公式キット、さらにはBruin ZoomXおよびBruin Reactの新色がリリースされる。
これらのアイテムのデザインを担当したのは〈Nike〉とのコラボレーション経験豊富なオランダ人アーティスト Piet Parra(パイエット・パラ)。アメリカのキットはバスケットボール、ブラジルはサッカー、フランスはテニスといったように、各国を代表するメジャースポーツのユニフォームが着想源に。加えて、ハクトウワシ、オオハシ、オンドリといった各国を象徴する鳥のグラフィックが配され、スケートボードの核とも言える反抗的なサブカルチャー要素と、オリンピックという公式の場にふさわしい国のアイデンティティの双方を併せ持ったデザインに仕上がっている。昨今の潮流でもある“サステイナビリティ”も忘れることなく、素材には100%再生ポリエステルが使用される。
フットウェアにはBruin ZoomXとBruin Reactの2型がラインアップ。“Dangerous”と“Blue Flame”の2つのカラーウェイで展開されるBruin ZoomXは、アッパーにFlyknitとスエード素材を採用。ランニングシューズのVaporfly 4%からインスパイアされ、インソールにはFlyplateテクノロジーを用いて、最大限の応答性とボード感覚を実現した。一方のBruin Reactでは、 “Rawthentic”と“Blue Flame”の2種類のカラーウェイを用意。こちらもアッパーにはスエード素材を使用し、また最適なトラクションを確保するヘリンボーンアウトソールパターンや、高いクッション性を誇るReactフォームミッドソールなど、快適性に焦点を当てたアップグレードが施されている。
これらのアイテムは、今夏後半ごろに〈Nike〉の公式ウェブストアや、一部のスケートショップなどで展開される予定。日本国内での展開については、本稿執筆時点では確認できていないため、ブランドからのアップデートを待とう。
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