Kering 社の会長兼CEO が Moncler 買収の噂に終止符を打つ

さらに〈Versace〉の経営権の取得には至らなかったことを認める

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Gucci(グッチ)〉〈Balenciaga(バレンシアガ)〉〈Saint Laurent(サンローラン)〉などを擁する「Kering(ケリング)」社の会長兼CEO、Francois-Henri Pinault(フランソワ・アンリ・ピノー)が高級ダウンウェアブランド〈Moncler(モンクレール)〉の買収を画策しているという噂に対し、“話が誇張されすぎている”と反論。この噂に終止符を打つ形となった。

「Kering」社の2019年12月期決算は、153億8260万ユーロ(約1兆8,300万円)の売上高を達成し、前年と比べ増収増益を記録した。この噂が浮上した背景には、Francois-Henri Pinaultが主要事業での買収やウォッチブランドの買収を検討していることが挙げられる。だが、同CEOは「まずは傘下に入っているブランドの構築に焦点を当て、状況に応じてブランドを買収するか判断する」と、ライバルである「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」やウォッチブランドへの関心を否定した。それに加え、2018年にイタリアのラグジュアリーメゾン〈Versace(ヴェルサーチェ)〉の買収から身を引いた理由は「Capri Holdings(カプリ・ホールディングス)」による21億ドルの取引額が高額すぎたことを明かした。

あわせて、「Kering」の2019年度の決算もチェックしておこう。

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