Kendrick Lamar と The Weeknd に盗作疑惑が浮上
『ブラック・パンサー』の曲を巡って訴えられる
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)とThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)が揃って訴えられているという。訴訟を起こしたのは米ニューヨーク・ブルックリンを拠点とするバンド Yeasayer(イェーセイヤー)。
過去に「FUJI ROCK FESTIVAL ‘19(フジロックフェスティバル)」に出演するなど、幾度か来日公演を行っている同バンド。その訴訟内容は、映画『ブラック・パンサー』に使用されたKendrickとThe Weekndの楽曲“Pray For Me”が、2007年にリリースされた同バンドのアルバム『All Hour Cymbals』収録の楽曲“Sunrise”を盗用しているというもの。
提出された法的書類によれば、“Pray For Me”は“Sunrise”特有のコーラスパターンを利用しており、具体的には“高音域で歌う男性の声と、活気に満ちた脈打つビブラート”を中心に展開する構成が類似点だという。盗用されたとするパートは同曲内に8回登場し、“即座に認識可能”であると主張する(KendrickとThe Weekndの両者は、盗作を隠すために、問題のパートをわずかに変更を加えたとのこと)。
『ブラック・パンサー』が公開されたのは、約2年前であり、やや今更感もあるが、下のプレイヤーから2曲を聴き比べてみよう。