Kanye West の幻のアルバム『Chiraq』のアートワークが明らかに

Kanye West（カニエ・ウェスト）主宰のクリエイティブエージェンシー「DONDA」の元アートディレクターであり、現在はブランド〈Club Fantasy（クラブ ファンタジー）〉などを手がけているJoe Perez（ジョー・ペレス）。先日、彼が『Instagram』上で、Kanyeのお蔵入りになった幻のアルバム『Chiraq』のアートワークを公開した。

Joeは、自身の別アカウントで、過去にKanye主宰のレーベル「G.O.O.D. Music（グッド・ミュージック）」
のために制作したアートワークやコンセプトを頻繁に投稿している。2015年にリリースが予定されていたKanye Westのアルバム『Chiraq』は、様々な理由でお蔵入りになってしまった幻の作品。このアルバムは、Virgil Abloh（ヴァージル・アブロー）がクリエイティブディレクションを手がけ、Joe Perez、『JJJJound（ジョウンド）』のJustin Saunders（ジャスティン・サンダース）、Heron Preston（ヘロン・プレストン）、Nate Brown（ネイト・ブラウン）がアートディレクションを担当し、Bryan Rivera（ブライアン・リベラ）がデザインアシスタントを務めていたという。

Perezは、このカバーを制作した直後にプロジェクトが没となったため、当時のことを「正直なところ、あまり覚えていない」とコメントしている。2020年の現在から振り返ると、かなりの豪華メンバーが関わっていた『Chiraq』。今後もこのアルバムが陽の目を見る可能性はほどんど望めないが、公開されたアートワークから、その音を想像しよう。

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