アカデミー賞受賞作品『パラサイト 半地下の家族』の北米興行収入が倍増

過去10年のオスカー受賞作の中で最大となる売上伸び率を記録

エンターテインメント
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去る2020年2月9日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスの『Dolby Theatre(ドルビー・シアター)』にて開催された映画の祭典「第92回アカデミー賞」の授賞式で、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が非英語作品として初となる、作品賞など計4部門を受賞した。この快挙はアジア圏のみならず、世界中で驚きを持って受け入れられ、なかでも北米ではその興行収入が倍増したという。

アメリカのエンターテイメント誌『Variety』のレポートによると、ポン・ジュノ監督によるこのダークコメディーの北米興行収入は、アカデミー賞受賞後の最初の週末に550万ドル(約6億630万円)を記録し、受賞前に比べて234%増となった。この伸び率は、過去10年のオスカー受賞作品の中でも最大。そして「アカデミー賞」授賞式の翌週には880万ドル(約9億7,000万円)の売上を記録し、北米累計興収は4,400万ドル(約48億5,000万円)まで到達している。これには、オスカー受賞の話題性はもちろんのこと、北米における本作の上映館数が1,060館から2,000館以上へ拡大したことも大きな要因と考えられている。今後どこまで伸びるのか、引き続き注目していきたい。

『パラサイト 半地下の家族』のドラマ版が制作されることが明らかになったのはご存知?

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