サレヘ・ベンバリーが Versace メンズフットウェア部門のヴァイスプレジデントを退任
今後〈New Balance〉や〈ANTA〉とのパートナーシップを継続していきながら、自身のブランドを2021年に始動させるとのこと
〈Versace(ヴェルサーチェ)〉のスニーカーとメンズフットウェア部門のヴァイスプレジデント Salehe Bembury(サレヘ・ベンバリー)が、契約満了で同ブランドを離れるというニュースが飛び込んできた。
“スニーカー界のアカデミー賞”とも称される「Footwear News Achievement Awards(FNAA)」で“Designer of the Year”を受賞したSaleheであるが、今後は〈New Balance(ニューバランス)〉や中国のスポーツブランド〈ANTA(アンタ)〉とのパートナーシップを継続していきながら、自身のブランドを2021年に始動させる見通しだという(詳細に関しては明かされていない)。Bemburyは2017年9月に〈Versace〉に加入。以来、2 Chainz(2 チェインズ)が着用して人気を博したChain Reactionや鮮やかな配色とサメの歯のフォルムをなぞらえたアウトソールが特徴のSqualo、〈Versace〉の幾何学的なグレカ模様を落とし込んだTrigrecaなどの名作スニーカーを次々と生み出してきた。
今回の退任についてBemburyは、「Donatella Versace(ドナテラ・ヴェルサーチ)は私の人生に大きな転機をもたらし、Versaceは私にプラットフォームを与えてくれました。私のような個人はなかなかこのようなポジションにつくことはできません。これは、当たり前なことではなく、私の存在がその進歩への前進になればと思っています。与えられた機会に感謝し続けるとともに、これまで私たちが成し遂げてきたことを誇りに思っています」と『HYPEBEAST』に語った。