ヴァージル・アブローが医療従事者サポートを目的としたフェイスマスクを制作
売上金の全額は、アカデミック・メディカル・センター『Cleveland Clinic』に寄付される
デザイナー Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)が、慈善活動を目的にアメリカ・ロサンゼルスを拠点に製作から縫製まで行うショップ『Suay(スアイ)』とチームアップし、アカデミック・メディカル・センター『Cleveland Clinic(クリーブランド・クリニック)』の基準を満たす洗濯可能なフェイスマスクを発売する。売上金の全額は、前述の『Cleveland Clinic』に寄付される。
二重構造のポリプロピレン素材から作られた立体マスクは、バイアスカットの日本製のパワーメッシュ生地が前部に備え付けられ、ネオンカラーの紐はクリップによってフィット感が調整可能。ネオンブルーとグリーンのライニングをあしらった2色展開の本マスクは、全て『Suay』が手作業で製作しており、環境に配慮した堆肥化可能な包装資材をパッケージングに使用している。価格は4,500円で、現在公式オンラインサイト『Canary Yellow』にて販売中。
売上金の全額が『Cleveland Clinic』による新型コロナウィルス感染症(COVID-19)関連の研究資金として寄付される。これに伴い、“I SUPPORT OUR HEALTHCARE HEROES(私たちのヒーローである医療従事者たちをサポートする)”というテキストをあしらったTシャツも『Suay』の従業員や『Cleveland Clinic』の医療従事者に贈られたという。
Virgil Ablohは今件に関し、「物事を俯瞰的に見ると、こういう時こそファッションが最も大事な役割を果たすのだと思います」と声明を発表している。加えて、『Cleveland Clinic』の慈善研究所の会長 Lara Kalafatis(ララ・カラファティス)は「マスクはコミュニティ内での感染拡大を防止するための必需品です。世界的な健康危機に直面している今、Virgil AblohとSuayが重大なニーズに応えるため手を差し伸べてくれたことにとても感謝しています」とコメント。
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