ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンのアメリカンフットボール選手時代のカードが145万円で落札される

ザ・ロックは大学時代、ボブ・マーリーの息子 ローハン・マーリーともチームメイトだったのはご存知?

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先日、『ポケモンカード』の初期版リザードンが史上最高額の3,800万円で落札されたように、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響からトレーディングカードの市場価値はうなぎのぼりとなっている。そんな中、The Rock(ザ・ロック)ことDwayne Johnson(ドウェイン・ジョンソン)の大学時代のアメリカンフットボール・カードが13,988ドル(約145万円)で落札された。

今でこそ俳優として人気を博するThe Rockだが、学生時代はNFLデビューを夢見るアメリカンフットボール選手として活躍しており、マイアミ大学在学時にはディフェンシブラインの花形選手としてカレッジフットボールにおける権威ある大会の1つ「Orange Bowl(オレンジボウル)」の優勝に貢献。残念ながら度重なるケガの影響から夢であったNFL入りは果たせなかったものの、カナダのフットボールリーグCFLにも所属していたれっきとした元フットボール選手なのである。

そして今回落札されたカードはもともと、1994年にツナ缶大手の「Bumble Bee Foods(バンブルビーフーズ)」がプロモーションの一環として「Orange Bowl」のとある試合の入場者に無料配布するため製作し、当時のマイアミ大学の24選手が1枚の大きなシートに印刷され、ミシン目に沿って切ると24枚のカードになるというもの。フィーチャーされた24選手はThe Rockのほか、彼からスタメンの座を奪いのちに殿堂入りとなったWarren Sapp(ウォーレン・サップ)や同じく殿堂入りのRay Lewis(レイ・ルイス)、Bob Marley(ボブ・マーリー)の息子 Rohan Marley(ローハン・マーリー)ら今でこそ永久保存必至の錚々たるメンツとなっているが、試合当日が雨だったこともあり多くのシートは会場に捨てられ、現存するのは50枚ほどといわれている貴重なカードなのだ。

2014年にも同じカードが4,228ドル(約43万8,000円)落札されていたが、今回の1枚は保存状態が完璧である“10”であり、昨今のThe Rockの人気の高さから入札が相次ぎ、53度の入札の末に13,988ドルで落札されたという。

無料のカードが4,000ドル超えとなり、そのわずか6年後には約14,000ドルに跳ね上がっていることを考えると、読者の皆様もご自宅に眠るカードを今一度発掘してみてはいかがだろうか。

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