レアル・マドリードは“元世界最高の左サイドバック”のマルセロが出場すると敗けるらしい
レアルが敗戦を喫した試合では必ずマルセロが出場

スピードを駆使したドリブル突破や正確無比なクロスなど、その超攻撃的なスタイルから“世界最高の左サイドバック”と称された時期もあったブラジル代表のMarcelo(マルセロ)。2007年から所属するレアル・マドリードにもそのスタイルで数々のタイトルをもたらしてきたが、Zinedine Zidane(ジネディーヌ・ジダン)が2019年3月に監督に就任して以降は守備に重きを置く戦術になったこともあり、フランス代表 Ferland Mendy(フェルランド・メンディ)の後塵を拝することが多くなっている。
そんな中、11月8日(現地時間)に行われたラ・リーガのバレンシア戦に先発出場したマルセロに関するとあるデータが話題に。レアル・マドリードはこの試合を1-4で落としたのだが、Zidaneは監督に就任して以降ラ・リーガで9敗しており、その全ての試合で唯一Marceloだけが先発しているというのだ。さらに、Marceloが途中出場も含めてプレーした28試合の戦績が16勝3分け9敗の一方で、彼が出場しなかった29試合では20勝9分けと負けなし。加えてライバルのMendyが先発した23試合でも17勝6分けと負けなしということもあり、Marceloは“疫病神”や“敗北の代名詞”など散々な言われように。
かつては世界を代表するサイドバックとして活躍したMarcelo。クラブとは2022年6月まで契約を残しているが、不名誉な記録はいつまで続いてしまうのだろうか……。超攻撃的サイドバックが再び輝く日を待ちたい。
Marceloが不調な横で、Sergio Ramosが“純粋なDF”としてレアル・マドリード初の100得点を達成したのはご存知?