GAP が第3四半期で予想を上回る損失と大規模な店舗閉鎖に追い込まれる

今後はオンライン事業に注力し、第4四半期で前年度の純収益まで回復させることを目指す

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2020年第2四半期で営業損失を記録するも、下期に挽回する意向を示していた「GAP(ギャップ)」。しかし、追い討ちをかけるように第3四半期(8月〜10月)でも予想を上回る損失+大規模な店舗閉鎖に追い込まれ、純収益は前年同期比32.1%減の9,500万ドル(約99億円)となった。

「GAP」の傘下にあり原動力となっている〈Old Navy(オールド ネイビー)〉〈Athleta(アスレタ)〉は急速に成長を遂げており、eコマースの売上も増加傾向にある一方、〈GAP〉と〈Banana Republic(バナナ リパブリック)〉の売上は伸び悩んでいる模様。それでも、同社は第4四半期で前年度の純収益まで回復させることを見込んでいる。また、〈Banana Republic〉をより“お手頃なラグジュアリーブランド”として、オンライン事業に注力するべく今後ショッピングモールへの出店を最低限に抑えていくと共に、業績を落としている〈GAP〉と〈Banana Republic〉の225店舗を年内に閉鎖する計画を引き続き進めていくという。

「GAP」の最高経営責任者 Sonia Syngal(ソニア・シンガル)は「第3四半期の結果は、Power Plan 2023の遂行が反映されており、具体的には売上高の40%を占めるオンラインビジネスが私たちの強みとなりました。私たちのチームは、堅調な足どりで売上を伸ばしながら、黒字転換を目指します。特に、信頼のあるブランドに簡単で安全なショッピング方法の提案を求める顧客に向け、エンゲージメントを促すべく需要創出への費用を投じています」と声明を発表している。

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