日本のワークウェアブランド 寅壱がダニエル・アーシャムとのコラボコレクションを発売
⽇本の職⼈⽂化をリスペクトするDanielたっての希望により実現した異色のコラボレーション












先日オープン1周年を迎えた『渋谷PARCO』内の『2G(ツージー)』。同ショップの1周年を記念して、岡山県に本社を構えるワークウェアブランド〈寅壱(トライチ)〉と現代アーティスト Daniel Arsham(ダニエル・アーシャム)によるコラボコレクションが発表された。
『2G』といえば、オープン初期から〈寅壱〉の別注アイテムを展開しており、今回のコラボレーションも小木“Poggy”基史の仲介によって実現。⽇本の職⼈⽂化をリスペクトするDanielたっての希望により、2018年頃から密かに進⾏していたプロジェクトである。Poggy氏はこちらのインタビューにて、以下のエピソードを語っていた。
実は以前にDaniel Arshamが日本に来た時に、「ローカルなホームセンターに行きたい」というので、豊洲の『スーパー・ビバホーム』に連れて行ったんですよ。ワークウェアのコーナーを見に行ったら、「そうだ、こういうパンツ探しているんだけど」と言われて、今度は新宿の定番、『萬年屋』に連れて行ったら、Danielが〈寅壱〉をすごく気に入って。
“寅壱 FOR THE STAFF OF ARSHAM STUDIO”と題された本コレクションでは、寅壱の伝統的な作業着ライン“THE HERITAGE LINE”と現在進⾏形の作業着ライン“THE MODERON LINE”を展開。伝統的ラインでは、〈寅壱〉が創業以来作り続けるニッカズボンにカーゴポケットを加えたカーゴニッカと、⽐較的近年に開発されたトランスポートカーゴパンツがラインアップする。厚⼿のダック⽣地と撥⽔性能の⾼いブリザテックにて制作され合計4種の構成に。付属品として同素材による⼱着バッグを同梱。現在進⾏形ラインでは、Danielの考案した“TORA”ロゴやボックスロゴを大々的にフィーチャーした、7オンスのオリジナルボディによるTシャツ、マスクドフーディー、ブリザテック素材によるキャップ、⼤容量のターポリンバッグなどが並ぶ。Daniel独自の視点からプロデュースされた現在のワークウェアの形が体現されている。
これらのアイテムは渋谷の『2G』にて現在販売中。その後、伝統的ラインは12⽉1⽇(火)から、現在進⾏形ラインは2021年3⽉から『Toraichi Archives』でも発売される。
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