The Spider ことアンデウソン・シウバが UFC の引退試合に臨むもTKO負け

UFC全階級を通じて王座の在位期間が史上最長の元世界王者

スポーツ
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長きに渡りUFC世界ミドル級王者に君臨していた元世界王者 Anderson Silva(アンデウソン・シウバ)が10月31日(現地時間)に引退試合を行い、Uriah Hall(ユライア・ホール)に4R TKOで敗戦した。

長い手足を活かしたファイトスタイルから“The Spider”の異名を持つAnderson Silvaは、現在45歳で2006年にUFCに参戦。ムエタイをバックボーンとした強烈かつスピーディーな打撃と驚異的な動体視力を活かしたディフェンスを武器に、UFC全階級を通じて王座の在位期間が史上最長(2457日間)であり、16連勝という最多連勝記録も保持するUFCきってのスター選手。しかし、2013年からは勝ち星に恵まれず、ここ8試合は1勝6敗1無効試合とランキングから外れており、今回のHall戦でも一進一退の展開を見せる場面もあったが4RでTKO負けとなってしまった。

勝利後、Andersonが憧れの選手だったというHalは涙を流しながら彼のもとに向かうと「申し訳ない。これからもあなたは自分の中で永遠に最強であり続ける」とハグを交わす感動的な場面も。残念ながらフィナーレを勝利で飾れなかったAndersonだが、やはり悔いが残るようでUFC引退について「分からない。まずは家に帰りチームと一緒に考える。これが最後かどうかは言いづらい」と明言を避け会場を後にした。

“The Greatest Of All Time”と称されてきた彼が、またオクタゴンに舞い戻ることに期待したい。

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Saying goodbye. #UFCVegas12

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