UPDATE:FIFA が年間ベストゴールに贈られるプスカシュ賞候補の全11ゴールを発表

ルイス・スアレスのバックヒールゴールなどが選出(UPDATE:ソン・フンミンが受賞)

スポーツ
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UPDATE(2020/12/18):12月17日(現地時間)に「The Best FIFA Football Awards 2020」が開催され、前評判通りSon Heung Minの70mドリブル弾がプスカシュ賞を受賞した。同賞を韓国人が受賞するのは初めてで、アジア人としても2016年のマレーシア人プレーヤー Mohd Faiz Subri(モード・ファイズ・スブリ)以来史上2人目。さらに所属するトッテナム・ホットスパーでも初の受賞選手となった。なお今回のゴールは、2019-20シーズンのイングランド・プレミアリーグにおける“年間ベストゴール賞”にも輝いており、ベストゴール賞2冠を達成した。

ORIGINAL(2020/11/27):今でこそヨーロッパのフットボール強豪国というと、フランスやベルギー、スペイン、イングランドなどが挙げられるが、1950年代はハンガリーの一強だったのはご存知だろうか。当時のハンガリー代表は、1950年6月から「1954 FIFAワールドカップ スイス大会」の決勝で西ドイツに敗れるまで4年間で32戦28勝4分という無敗記録を作り、この期間中の1試合平均得点は4.5点という圧倒的な攻撃力を誇っていたのである。この攻撃陣を率いたのがFWでキャプテンのFerenc Puskás(フェレンツ・プスカシュ)であり、彼は代表戦で85試合84ゴールを挙げ所属していたレアル・マドリードでも180試合156ゴールを記録するなど、20世紀を代表する点取り屋として知られている。

残念ながらPuskásは2006年に亡くなってしまったのだが、「FIFA(国際サッカー連盟)」は彼の功績を称え、1年間で最も優れたゴールを挙げた選手に贈る賞をFIFAプスカシュ賞として2009年に設立。以降同賞は地域や年齢、性別を問わず毎年生まれる何万というゴールから選出されるため、世界中の選手およびファンの間でスーパーゴールが楽しめるアワードとして楽しまれているのだ。

そんなFIFAプスカシュ賞に今年は全11ゴールがノミネート。いま最もホットな選手として注目されているトッテナム・ホットスパーSon Heung Min(ソン・フンミン)が2019年12月のバーンリー戦で7人を翻弄しながら70mをドリブルして決めた一発や、同月に現アトレティコ・マドリードのLuis Suárez(ルイス・スアレス)がバルセロナ時代にマジョルカ戦で魅せたバックヒールゴールなどが選出されており、どれも圧巻のスーパーゴールとなっているのでぜひ下の動画から1度プレイバックしてみてほしい。

なお授賞式は12月17日(現地時間)にスイスで開催され、公式サイトでは12月9日(現地時間)までファン投票が行われているので、こちらから投票してみてはいかがだろうか。

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