BBC が U2 の『The Joshua Tree』を“1980年代のベストアルバム”に認定

『HYPEBEAST』読者の方々に「1980年代のベストアルバムといえば？」と聞けば、Run-D.M.C.（ランDMC）の『Run-D.M.C.』（1984年）やBeastie Boys（ビースティ・ボーイズ）の『Licensed to Ill』（1986年）が挙がるかもしれないが、このたび英「BBC Radio 2」の人気番組『Sounds of the 80s』が10月10日（現地時間）の“National Album Day”にあわせて“1980年代のベストアルバムトップ10”を発表。その結果、アイルランドのレジェンドバンド U2が1987年に発表した『The Joshua Tree』がトップの座に輝いた。

『The Joshua Tree』はそれまでのU2にはなかった独自性の高いサウンドを見せつつ、アメリカ政府の戦争に対する批判やチリの独裁政権における行方不明者など当時の世界政治に焦点を当てた楽曲も収録されており、全世界で2,500万枚以上を売り上げたロック史に残る名盤中の名盤。これにDire Straits（ダイアー・ストレイツ）の『Brothers In Arms』とThe Stone Roses（ザ・ストーン・ローゼズ）の『The Stone Roses』が続き、トップ3をロックバンドによるアルバムが独占するというUKラジオ番組らしい結果に。こういったランキングは納得いく順位にならないのが常であるが、ひとまず以下よりトップ10を確認してみよう。

1位：U2 – The Joshua Tree
2位：Dire Straits – Brothers In Arms
3位：The Stone Roses – The Stone Roses
4位：Michael Jackson – Thriller
5位：Guns N’ Roses – Appetite For Destruction
6位：The Human League – Dare
7位：The Smiths – The Queen Is Dead
8位：Paul Simon – Graceland
9位：ABC – Lexicon Of Love
10位：Prince – Purple Rain

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