LVMH が2020年第3四半期で上半期の損失から徐々に巻き返しを見せる

7月〜9月の減収率は3%と改善が見受けられた

ファッション
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今もなお猛威を振るい続ける新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染第2波もしくは第3波の影響によって、世界的な更なる景気の後退が懸念される現在。〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉や〈DIOR(ディオール)〉など数多くのラグジュアリーブランドを擁するファッション業界最大手企業「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」が2020年第3四半期(7月〜9月)の決算を発表。徐々に前半期の損失から巻き返しを見せていることを明かした。

2020年上半期の決算で売上高が前年同期比27%減少したことを発表した「LVMH」だが、1月〜9月の売上高は前年と比べ21%減の303億ユーロ(約3兆7,398億円)を記録。第3四半期単体で見ると、減収率は7%に止まっており、厳しい状況のなか、うまく持ち堪えているのが伺える。特に「LVMH」のワインおよびスピリッツ部門の売上高は第1四半期から第3四半期にかけて前年同期比15%減少したものの、7月〜9月の減収率は3%と改善が見受けられた。同様に、ファッションおよび皮革製品部門の売上は9ヶ月で前年同期比11%減少したものの、NBAとのコラボコレクションのリリースも控えていることから今後上昇傾向にあることが考えられる。

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