Pyer Moss のカービー・ジーン=レイモンドが Reebok のクリエイティブディレクターに就任

“〈Reebok CLASSIC〉史上最速で完売したスニーカー”を生み出した男

ファッション
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2013年にニューヨークで設立された〈Pyer Moss(パイアー・モス)〉を手がけるKerby Jean-Raymond(カービー・ジーン=レイモンド)が、長年チームアップを続けてきた〈Reebok(リーボック)〉のクリエイティブディレクターに就任した。

Kerby Jean-Raymondは「CFDA(アメリカファッション協議会)」で委員を務めるなど、若くしてニューヨークのファッションシーンを牽引する黒人デザイナーの1人。2017年から〈Pyer Moss〉と〈Reebok〉は定期的にコラボスニーカーを発表しており、2018年に〈Reebok CLASSIC(リーボック クラシック)〉から発売されたDMX Fusion Experimentは“〈Reebok CLASSIC〉史上最速で完売したスニーカー”となり、『SSENSE(エッセンス)』もこのスニーカーが原因でサイトがパンクするなど若い世代を中心にブレイクしていることが今回の人事に大きな影響を与えたようだ。

今後Raymondは〈Reebok〉の全てのデザイン部門に携わり、2021年からスタートするプロジェクト“Product with Purpose”で陣頭指揮をとり、彼がディレクションするスニーカーは2022年から販売されるとのこと。ここ数年のスニーカー市場で他社の後塵を拝してしまっている〈Reebok〉の起爆剤となれることに期待したい。

この機会にラグジュアリーブランドにおけるクリエイティブディレクターの任期は5年が限界説も読んでみよう。

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