ルイス・ハミルトンがミハエル・シューマッハの F1 最多勝利記録を遂に塗り替える
2007年のデビューから14年目にして前人未到の92勝目を挙げる
米経済誌『Forbes(フォーブス)』が発表した“過去10年間で最も稼いだアスリートTOP10”にランクインしている『メルセデスAMG』所属のレーシングドライバー Lewis Hamilton(ルイス・ハミルトン)が、「F1(フォーミュラ1)」史上最多となる92勝目を挙げた。
現在35歳となるHamiltonは2007年に『マクラーレン』からデビューすると、その年にいきなり4勝し、翌2008年には年間5勝を挙げてチャンピオンに。その後も勝利を重ね、『メルセデスAMG』に移籍した2013年こそ1勝にとどまったが着々と勝利数を伸ばし、10月11日(現地時間)に行われた第11戦アイフェルGP決勝でMichael Schumacher(ミハエル・シューマッハ)の持つ通算91勝に並ぶと、10月26日(現地時間)の第12戦ポルトガルGP決勝でレース終盤に右ふくらはぎをつりながらもトップでフィニッシュ。今季8勝目を挙げ、Schumacherが2006年10月から保持していた最多勝利記録を14年ぶりに更新した。
年間レース数やマシンの性能、チーム作りなどの観点も踏まえるとHamiltonとSchumacherのどちらが優れているとは一概に言い難いが、前人未到の偉大な記録であることは間違いない。今季残り5レースとなる中、Schumacherに並ぶ7度目のドライバーズタイトル獲得と100度目となるポールポジション獲得(現在97)にも期待が高まるがはたして。
To the legends before me, thank you for paving the way 🙏🏾 https://t.co/u9hIcdKz2j
— Lewis Hamilton (@LewisHamilton) October 25, 2020
ちなみに本レースの2位は『メルセデスAMG』所属のValtteri Bottas(バルテリ・ボッタス)、3位は『レッドブル・ホンダ』のMax Verstappen(マックス・フェルスタッペン)で、この3人が表彰台を独占するのは今季7度目となった。
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