『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が世界興行収入10億ドルを突破
アナリストの予測では、今後の売り上げの伸びに暗雲
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42年にわたるSF超大作の最終章『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。2019年12月に全世界で公開になった同作は、公開当初は過去作に比べて低調なスタートを切ったものの、2020年1月の時点で、世界興行収入10億ドル(約1,100億円)を突破した。
「Disney(ディズニー)」社の発表によると、同作の世界興行収入は10億100万ドル(約1,102億円)を記録、米国内だけでおよそ半分の4億8130万ドル(約530億円)の興収をあげたという。「Lucasfilm(ルーカス・フィルム)」や「Disney」にとってこの数字はもちろん大成功を意味するのだが、一方、アナリストは、本作の売り上げが、前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に比肩しないと予測している。Rian Johnson(ライアン・ジョンソン)がメガホンを取った前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の興行収入は13億ドル(約1,400億円)、一方現在公開中の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12億ドル(約1,300億円)ほどに留まるとの見立て。
さらに、歴代興行収入1位に輝いた”Marvel Cinematic Universe(マーベル・シネマティック・ユニバース)”の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が持つ27億9,000万ドル(約3,000億円)という記録に比べれば、本作の興行収入はどうしても見劣りしてしまう。ただし、それも圧倒的なコンテンツ力を誇る「Disney」ならではの贅沢な悩みと言える。今後の動向に要注目だ。
『スター・ウォーズ』シリーズ全9作品を収めたコンプリートボックスの発売が決定したニュースもあわせてチェックしておこう。