スパイク・ジョーンズによる写真集『BEASTIE BOYS』が Rizzoli より刊行
スパイクの個人的なアーカイヴから200点以上に及ぶ写真を初めて収録
数多くのアーティストのミュージックビデオを手掛け、世界的な映画監督としても有名なSpike Jonze(スパイク・ジョーンズ)。彼が撮影したBeastie Boys(ビースティ・ボーイズ)の写真集が、米ニューヨークを拠点とする出版社『Rizzoli International Publications Inc.(リッゾーリ インターナショナル パブリケーション社)』より発売される。
Spikeは1980年代にフォトグラファーとして活動しはじめ、1990年代以降は数多くの伝説的なMVやスケートビデオ手掛けてきたが、彼が1993年以降、Beastie Boysと共に作り上げてきた数々の作品群は、今も多くの人の記憶に残っているだろう。最もよく知られている『Sabotage』のMVは永遠のマスターピース。
この度刊行される、グループ名にちなんで『BEASTIE BOYS』と名付けられた写真集には、メンバーのMike D(マイク・D)ことMichel Diamond(マイケル・ダイヤモンド)、Adrock(アドロック)ことAdam Horovitz(アダム・ホロヴィッツ)、故・MCA(エムシーエー)ことAdam Yauch(アダム・ヤウク)を、Spikeが撮影した写真が200点以上収録される。Lollapalooza(ロラパルーザ)でのパフォーマンスの様子や、ミュージックビデオの撮影の裏側、アルバムのレコーディング風景、ニューヨークの路上でメンバーの3人ふざけている様子など、Spikeの個人コレクションの中から初めて公開。また、Mike DとAdrockがこの本のために新たに書き下ろしたテキストを寄せており、Spike自身によるあとがきも収録される。
Rizzoliはこの本について、「1993年にロサンゼルスで初めて会ったとき、Beastie BoysとSpike Jonzeはそれぞれの分野の新星だったー東海岸のヒップホップとMTVの黄金時代だ。すぐに3人のMCと若きフィルムメーカーの間につながりが形成され、それが彼らのキャリアを通じて続いた」と語っている。
時代の記録としても貴重な、ファン垂涎の写真集『BEASTIE BOYS』は、3月刊行予定。現在「Amazon」で予約受付中。
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