OPENING CEREMONY が2020年内にすべての店舗を閉鎖

創業者のデザイナーデュオは今後オリジナルラインに注力

ファッション
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セレクトショップ『OPENING CEREMONY(オープニングセレモニー)』が2020年内に世界中の全ての店舗を閉鎖することを発表した。このことが明らかになったのは、1月13日(現地時間)に〈Off-White™️(オフホワイト)〉などの人気ブランドを擁する「New Guards Group(ニューガーズ グループ)」が同社の商標と知的財産を取得したことが発表された翌日のこと。

『OPENING CEREMONY』は、Humberto Leon(ウンベルト・レオン)とCarol Lim(キャロル・リム)が米ニューヨークで2002年に設立。同名のオリジナルブランドに加え、〈Alexander Wang(アレキサンダー ワン)〉などの新興デザイナーブランドもいち早く取り扱い、その先見的なセレクトでファッション業界のみならず、消費者からも圧倒的な支持を得た。また様々なブランドや著名人とのコラボレーションも積極的に行い、現在のコラボブームを創った先駆け的存在とも言える。また、共同創業者の2人は、2011年から2019年まで〈KENZO(ケンゾー)〉のクリエイティブディレクターも務めた。

LeonとLimはこの決断について、新しいパートナーである「New Guards Group」と共に、『OPENING CEREMONY』のオリジナルコレクションに注力し、ブランドをさらに成長にさせるためだと声明文で発表した。しかし、同声明文の中で、将来的にはまた新たなショップをオープンする可能性もあることを示唆している。

今回発表された実店舗の閉鎖後は、同ブランドの商品は「New Guards Group」の親会社である『Farfetch(ファーフェッチ)』のサイトのみで販売されるのでは、との噂も浮上しているが、真相は果たして…?同ブランドの今後の動向に注目したい。

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