Louis Vuitton などを擁する LVMH が2019年の驚愕の年間売上高を報告

その額なんと591.2億ドル(約6兆4,400億円)を記録

ファッション
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Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉や〈DIOR(ディオール)〉など数多くのラグジュアリーブランドを傘下に抱える、ファッション業界最大手企業「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」が、2019年の第4四半期決算(10〜12月)において記録的な成果を達成し、2019年の年間売上高が591.2億ドル(約6兆4,400億円)を記録したことが明らかになった。

同グループは、先述の〈Louis Vuitton〉や〈DIOR〉以外にも〈CELINE(セリーヌ)〉〈FENDI(フェンディ)〉などを含む75のラグジュアリーブランドを所有しており、現在世界で最も価値のあるラグジュアリーグループとしての地位を確立している。2019年の収益は前年より15%増加し、その主な理由は、“Louis VuittonとDIORの例外的な成長”だという。特に、ファッションおよび皮革製品部門の売上は総収益の約41%を担い、約245億ドル(約2兆6,700億円)にも及ぶ。同グループの取締役会長兼最高経営責任者(CEO)のBernard Arnault(ベルナール・アルノー)は、〈Louis Vuitton〉や〈DIOR〉以外にも〈CELINE〉と〈LOEWE(ロエベ)〉の力強い業績に注目し、また〈Loro Piana(ロロ・ピアーナ)〉「RIMOWA(リモワ)」〈Berluti(ベルルッティ)〉は“全て順調に成長している”と発言している。また、同グループのセレクトリテーリング部門の売上は、中東やアジア市場で飛躍的な成長を遂げた化粧品ブランド〈Sephora(セフォラ)〉のおかげで、全部門のうち2番目を占めている。

「LVMH」の直近の話題としては、2019年には老舗ジュエリーブランド〈Tiffany & Co.(ティファニー)〉の買収に成功し、高級ジュエリー分野の事業の強化が示唆されるような動きも見られ、また本年2月には、〈Louis Vuitton〉の世界初のカフェ&レストランを大阪にオープンするなど、ホスピタリティの分野の拡大も示唆され、ますます好調のようだ。今後も同グループの動向に引き続き注目したい。

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