Back To Film:Amine がライブ後に過ごした“史上最高の東京”
大合唱が巻き起こった渋谷でのライブやVERDYとのナイトアウトをフィルムカメラで撮影し、フォトダイアリーを120%楽しめるAmineのコメントもご紹介
フィルムカメラを片手にデザイナーやアーティストの日常を等身大に切り取る緩めの企画、“Back to Film”の最新回にポートランド出身のラッパー Amine(アミーネ)が協力してくれた。
“Caroline”で大ヒットし、2017年の“XXL Freshman”にも選出されたAmineがなぜこれほどまでにブレイクしているのか、その理由についてはこちらの記事よりご確認いただきたいが、4× プラチナムを記録した同アーティストは先日、東京・渋谷『WWW X』でワンマンライブを実施。会場は最後方までパンパンになるほどのファンで埋め尽くされ、『Good For You』や『ONEPOINTFIVE』のヒットナンバーを惜しみなく披露し、終始大合唱状態という異例の盛り上がりをみせた。
そして、今回は「UNIVERSAL MUSIC JAPAN(ユニバーサル ミュージック ジャパン)」のアシストを受けて、Amineからコメントをもらうことに成功。ライブの感想、来日中の日本での過ごし方など、フォトダイアリーに沿ってプライベートなストーリーを教えてくれた。
ー今回の東京滞在はいかがでしたか?
東京は僕が今まで訪れた場所のなかで最も愛している街のひとつだよ。食べ物は美味しいし、散歩しながらショッピングを楽しめて、新しいカルチャーの全てを心から楽しめた。オリジナルのスタイルがある場所を五感で体感することで、すごくリフレッシュできたよ。まるで、自分がカルチャーの渦の一部から抜け出したかのような気持ちになったし、旅全体を通して、色々なものを取り戻せた気がする。この秋や次の春に戻ってきたいと思っている。家から飛び出し、原宿かどこかで、ニューアルバムの制作に取り組みたいね。
ーライブに訪れた日本のファンたちの印象はいかがでしたか?
みんな、マジで最高だったよ。歌詞の全てを一緒に歌ってくれて、常に笑顔だった。会場の人も、そこにいた人たちも、観客がアーティストと同じように歌うライブなんて経験したことがないって言っていたね。日本では英語はそこまで普及していないって聞いていたんだ。だから、僕が推測するに、みんなAminéのDNAが盛り込まれた薬か何かを飲んでいたに違いない。そうでもないと、僕より上手く歌えないでしょ(笑)。
ー東京で最も印象的だった出来事は?
渋谷メルトダウン、一択だね!!!! 日本のみんなは知っているのかもしれないけど、泥酔した人だけをInstagramに投稿する@shibuyameltdownというとんでもないアカウントを見つけたんだ。どうかしてるって思ってたけど、あのアカウントを見てから、日本で酔いつぶれた人を見てみたいという気持ちがあったんだ。そのほかでは、やっぱり買い物も最高だったね。新しいスーツケースに〈HUMAN MADE®︎(ヒューマンメイド)〉と〈Kapital(キャピタル)〉のアイテムをパンパンに詰め込んで帰国したよ。〈EVISU(エヴィス)〉でもイエローのペイントを施したカスタムデニムを購入したな。〈EVISU〉の店員は僕のことを誰だか知らなかっただろうけど、僕がセキュリティーに囲まれていたから、彼は僕がどこかの有名人だと思い、写真を求めてきてくれたよ。本当にいい時間だった。京都にも訪れたんだけど、西の都も美しかったね。あぐらをかきながらラーメンも食べたけど、あれも最高だった。次の旅行でも行けるように、「面白いラーメンスポット」って添え書きを加えて、Google マップでブックマークしておいた(笑)。
ー滞在中、東京のファッション/カルチャーアイコンと会う機会はありましたか?
滞在中はVERDYとずっと行動してたんだ。初日は僕のショーでもちろん彼も見にきてくれたんだけど、閉演後は僕らに友人を加えて、ローキーなバーに飲みに行ったんだ。最高だったよ。もうレモンサワーのトリコだね(笑)。そのあとは隣のジェントルマンクラブにいって、ダンサーたちよりも踊ってやった。東京で過ごした中で、間違いなく今まで一番最高の夜だったよ。僕はVERDYと友達になれたことをすごく幸せに思っている。僕たちはPaulo(Calle)とAnwar(Carrots)の紹介で知り合ったんだ。僕はVERDYと彼のクルーに会って以来ずっと、〈Girls Don’t Cry(ガールズドントクライ)〉と〈Wasted Youth(ウェイステッドユース)〉をどのブランドよりも支持している。Vick(Okada)とSaraもいたし、いい仲間たちと最高の時間を過ごせたと思っているよ。