Supreme 2019年秋冬コレクション ルックブック

目の付け所がさすがなアーティストコラボや〈葵産業〉の参加など、昨シーズンにも増して見所に富んだ新シーズンの全貌が解禁

ファッション
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Supreme(シュプリーム)〉が、2019年秋冬コレクションのルックブックを公開した。

今季も週末を騒がすさまざまなコラボレーションが控えていることは容易に推測できるが、ここでは現状〈Sup〉チームから伝達されている情報をお伝えしておきたい。まずはじめに、〈Supreme〉が継続的に展開するアーティストプロジェクトでは、Rita Ackermann(リタ・アッカーマン)とMartin Wong(マーティン・ウォン)の2人を招聘。ハンガリー系アメリカ人のRitaは、自傷やファンタジーを彷彿とさせる抽象的なドローイングを特徴とし、過去に『KIDS(キッズ)』の監督、Harmony Korine(ハーモニー・コリン)と展示会を開催。そのようなルーツを辿れば、〈Supreme〉がRitaに声をかけるのは納得がいくかもしれない。一方のMartinはビジョナリー・アートに社会主義リアリズムをブレンドした作風で広く知られる、20世紀に一斉を風靡したペインターだ。イーストサイドを拠点に、Kiki Smith(キキ・スミス)やDavid Wojnarowicz(デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ)と共に仕事をし、Rammellzee(ラメルジー)やKeith Haring(キース・ヘリング)らをはじめとするグラフィティアートのパイオニアたちの作品の熱心な収集家でもあった。

そのほかでは、ティーザーに登場したDelta(デルタ)のオリジナルロゴ、政治的なメッセージをリリックにのせるラップデュオ Dead Prez(デッド・プレズ)とのコラボ、ハイダ族のJames Hart(ジェームズ・ハート)やマカ族のJohn Goodwin(ジョン・グッドウィン)からのアートワーク提供も特筆すべきパートであるが、本コレクションには類稀な刺繍技術でストリートから視線を集める〈aoi industry(葵産業)〉も参加している。

兎にも角にも、スケーターとしてのアイデンティティにファッション性とアート性を盛り込んだ新シーズンは、昨シーズンにも増して見所に富んでいる。

〈Supreme〉の2019年秋冬コレクションは、日本以外の海外旗艦店では8月22日(現地時間)に立ち上がり、日本国内における旗艦店では同月24日(土)より展開スタート。立ち上がりに備えて、以下から各カテゴリー毎の一部アイテムを予習しておこう。

Supreme 2019年秋冬コレクション
- ジャケット
- トップス
- スウェット
- Tシャツ
- ボトムス
- キャップ&ハット
- アクセサリー

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