スペイン・バルセロナで開催された世界最大級のフェスティバル Sónar 2019 をプレイバック

〈Desigual〉がメインスポンサーを務めた“Sónar by Day”ではコムアイや平本ジョニーら日本からのゲストの姿も

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7月18日〜20日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催された音楽、クリエイティビティ、テクノロジーを繫ぐ世界最大級のフェステバル「Sónar 2019(ソナー)」。今年で25周年を迎えた「Sónar 2019」には世界36カ国から総勢140組のアーティストが一挙集結し、観客動員数は約10万人を記録するなど、真夏のバルセロナを熱狂の渦へと包み込んだ。

「Sónar」は昼の部の“Sónar by Day”と夜の部の“Sónar by Night”の二部構成となっており、昼の部はバルセロナの中心街に位置する『Fira Montjuïc(フィラ・モンジュイック)』、夜の部は中心地から離れた『Fira Gran Via(フィラ・グラン・ヴィア)』の特設会場にて行われた。

“Sónar by Day”では、メインスポンサーを務める〈Desigual(デシグアル)〉のブースが会場中央に置かれ、ペインティングアーティストのClaudia Sahuquillo(クローディア・サウキーオ)によるボディペインティングや幻想的な空間の中で行うSUCOセッションなど、これまで様々なアーティストとコラボレーションを行ってきた同ブランドならではのコンテンツが展開された。ブースには、「Sónar」x〈Desigual〉によるコラボアイテムを纏った水曜日のカンパネラのKOM_I(コムアイ)やデザイナーの平本ジョニーら日本から訪れたゲストの姿も。

“Sónar by Day”のライブステージでは、気鋭ラッパーのRejjie Snow(レジー・スノウ)、French Kiwi Juice(フレンチ・キウイ・ジュース)ことFKJ、masego(マセーゴ)ら注目の若手アーティストをはじめ、DJ陣にはSnakehips(スネイクヒップス)、Maya Jane Coles(マヤ・ジェイン・コールズ)、日本からDj Krush(DJ クラッシュ)、ハウス界のレジェンドことTheo Parrish(セオ・パリッシュ)ら豪華アーティストが暑さも吹き飛ばす圧巻のライブを披露。さらに、昼の部の醍醐味と言えるクリエイティビティ・テクノロジー・ビジネスを繫ぐ“Sónar+D”では、最先端の技術を駆使したテックショーや、総勢200人以上のエキスパートによるワークショップやカンファレンスが実施された。なかでも、“Sónar360° by MEDIAPRO”では“テクノロジー×ヒューマニティ(人間性)”を掲げるメディアアート集団「Rhizomatiks(ライゾマティクス)」の真鍋大度と堀井哲史らが手がけたオーディオビジュアル作品を、360°フルドーム型のフォーマットで体感できる空間が用意され、ブースには連日長蛇の列ができていた。

そして、華やかな昼のムードから一転、会場を郊外に移して真夜中に開催された“Sónar by Night”。ラインアップには、ヒップホップシーンの最前線で活躍するSkepta(スケプタ)やSheck Wes(シェック・ウェス)、Octavian(オクタヴィアン)、Bad Bunny(バッド・バニー)、そして急遽出演キャンセルとなったA$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)の枠にはStormzy(ストームジー)が登場。さらに、Under World(アンダーワールド)、Peggy Gou(ペギー・グー) & Palms Trax(パームズ・トラックス)によるB2B、 DJ Tennis(DJ テニス)、Kaytranada(ケイトラナダ)、Four Tet(フォー・テット)、Disclosure(ディスクロージャー)ら豪華アーティストが名を連ね、世界中から集まった音楽/フェス好きのオーディエンスたちは爆音が鳴り響く会場で朝日が昇るまで踊り続けた。

そんな日本のフェスシーンとはまた違う魅力に溢れた「Sónar 2019」の様子は、上のフォトギャラリーからチェックしてみてほしい。来年は6月18日〜20日(現地時間)の会期で開催されるので、気になる方はぜひ参戦してみてはいかがだろうか。

あわせて、『HYPEBEAST』が独自の視点で選んだ“夏フェスリスト2019”もお見逃しなく。

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