名越啓介が大阪 IMA:ZINE でインドの大祭・クンブメーラを記録した写真展 “MR.INDIA” を開催

1億人を超える巡礼者たちが織りなす、狂おしくも美しい世界……生きる喜び、漲るパワー、一瞬の美を切り取った、親指のスクロールでは消化できない400枚の写真を展示

アート
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大阪・中津より“感性”を発信する話題のセレクト『IMA:ZINE(イマジン)』が、写真家・名越啓介の写真展“MR.INDIA”を開催する。

名越氏は、気の向くままに未踏の地を訪れ、彼にしか見えない光を追いかける写真家である。最近では、愛知県豊田市にある保見団地を舞台にした写真集『Famillia 保見団地』で写真の会賞を受賞したことも未だ記憶に新しく、現場のリアルを切り取る血の通った作品の数々は、視覚を超越し、その先にある人間の本能に訴えかけてくる。

昨年の“KINSHASAA!”に続く『IMA:ZINE』x 名越氏の2度目のエキシビションは、8月8日(木)リリースの新作『バガボンド インド・クンブメーラ 聖者の疾走』と紐づく内容となっている。世界中を転がり続ける同氏が次に行き着いた場所は、インド。以前から追い続けてきた12年に一度の大祭「クンブメーラ」を舞台に1億人を超える巡礼者(サドゥ)たちが織りなす、狂おしくも美しい世界を映し出している。洪水のように溢れ出す人々が作り出した異様で美しい光景、「人はサバイブする生き物なんだ」と再確認できる108人のサドゥのポートレート、表情の向こうに物語が浮かぶ流浪のサーカス団……彼らの日常にある光と影はどれも魅力的で、その美しすぎるコントラストには世界の深淵を感じずにはいられないことだろう。

8月10日(土)から同22日(木)まで、『IMA:ZINE』2Fのギャラリースペースには生きる喜び、漲るパワー、一瞬の美を詰め込んだ400枚を超える写真が展示される。初日〜12日(月・祝)および17日(土)、18日(日)は名越氏本人も在廊予定。また、この展示で感じたリアルをモノと共に記憶するべく、『IMA:ZINE』では“MR.INDIA”オリジナルTシャツと〈Zepanese Club(ゼパニーズ クラブ)〉のコラボTシャツも販売されるようだ。

画面上のスクロールではとても消化できないインドの現実を感じ取るべく、是非会期中に足を運んでみてはいかがだろうか。

“MR.INDIA”
開催地:IMA:ZINE 2F
住所:大阪市北区中津3-30-4
会期:8月10日(土)〜22日(木)
営業時間:12:00 – 21:00(※日曜は18:00 CLOSE)
Tel:06-7506-9378
入場料:無料

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