UPDATE：ザイオン・ウィリアムソンが契約金7年80億円超で Jordan Brand と契約

UPDATE（2019/8/5）：下記の通り、〈Jordan Brand〉とNBA史上に残る大型契約を結んだZion Williamsonであるが、どうやら他ブランドは〈Jordan Brand〉を上回る金額を提示していたようだ。『ESPN』によると、当初契約も噂された〈PUMA（プーマ）〉は、1年あたり1,500万ドル（プラス年間300万ドルのボーナスの可能性もあり）、中国発の〈Li-Ning（リーニン）〉〈Anta（アンタ）〉はそれぞれ1,900万ドル（約20億1,200万円）、1,500万ドル（約15億8,000万円）の契約を提示していた模様。ちなみにZionの高校生時代を支えた〈adidas（アディダス）〉は、年間1,000万ドル以上/10年を超える契約オファーの計画があったが最終的には中止となったとのこと。

UPDATE（2019/7/25）：Zion Williamsonと〈Jordan Brand〉の契約の詳細が報じられた。米経済誌の『Forbes（フォーブス）』のレポーターによると、Zionの契約金は7年7,500万ドル（約81億1600万円）だという。仮にこれが事実であれば、新人アスリートとしてはLeBron James（レブロン・ジェームズ）に次ぐ史上2番目の大型契約となる。2003年にNBA入りしたLeBronは7年9,000万ドル（約97億3,000万円）の契約金で〈Nike〉と契約している。

Zion’s sneaker deal is 7 years, $75-million, one source says. https://t.co/bddwtHaHHm

— Adam Zagoria (@AdamZagoria) 2019年7月23日

ORIGINAL（2019/7/24）：その動向が注目されていたNBAニューオーリンズ・ペリカンズのZion Williamson（ザイオン・ウィリアムソン）が、八村塁とJayson Tatum（ジェイソン・テイタム）に続き、かねてから噂されていた〈Jordan Brand（ジョーダン ブランド）〉と契約した。

今回の契約にあたりZionは「Jordan Brandのファミリーに加わることができるのは、大変恵まれたことだと感じています。小さい頃から、NBAの選手となりジャンプマンを履くことを夢に見ていました。ファミリーは、私の最も大事な一部分ですが、Jordan Brandはまさにファミリーそのものです。何よりはじめからJordan Brandは、私と私のファミリー全てを歓迎することに心を尽くしてくれています。とても嬉しく、これからの道のりを楽しみに思う気持ちは言葉にできないくらいです」と述べている。

また、Michael JordanはZionについて以下のようにコメント。「強い意欲を持つ彼のプレーや人柄は人の心に刺激を与えます。それが、ブランドの未来を導くにあたり、新しい人材に求める大事な要素となります。彼は、自分が世界を揺るがせたい、そしてそれができると自分を信じてほしいと私たちに言ってくれました。私たちは彼を信じます」

そして、世間の注目は、当然Zion Williamsonのシグネチャーシューズへと移行するわけだが、〈Jordan Brand〉の契約NBA選手で今のところシグネチャーが与えられているのは、Russell Westbrook（ラッセル・ウェストブルック）とChris Paul(クリス・ポール)の2選手のみ。現在、ブランドのフラッグシップモデルである最新のAir Jordanを履く看板選手が不在ともいえる状況で、しばらくAir Jordanモデルを履くのか、ルーキーシーズン中にシグネチャーが登場するのか、要注目だ。

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