服役中の 2Pac が元恋人 Madonna に宛てた別れの手紙がオークションに出品
予想される最終落札価格は20万ドルから30万ドル(約2,160~3,240万円)ほど

1996年9月、ヒップホップ東西抗争の末に凶弾に倒れた伝説のラッパー、2PacことTupac Shakur(トゥパック・シャクール)。その死から20年以上経ってなおシーンに影響を与え続けるカリスマだが、今回はそんな彼から元恋人で現在の歌手として活躍するMadonna(マドンナ)に向けて書かれた手紙がオークションに出品されることが確定した。
1993年頃からデートする関係であったとされる2PacとMadonnaだが、この手紙は1995年1月15日の午前4時半、当時23歳で服役中であった2Pacが獄中からMadonnaに宛てたもの。その内容は、端的に言えば別れを告げるものであり、「世間のイメージ的に、黒人のラッパーとして活動する俺は、白人である君とこれ以上一緒にいることは出来ない」というもの。しかしその内容は決して2Pac側からの一方的な冷たいものではなく、手紙全体を通してMadonnaのことも気遣ったものとなっており、2Pacの人間らしさや誠実さを感じさせる内容となっている。また、この手紙は2017年夏にも彼女の写真や下着、ヘアブラシ等とともに一度出品されそうになったものの、その際はMadonna側からの働きかけによって出品が差し止められた。
ちなみに、この手紙を出品したのはかつてMadonnaのアートアドバイザーを務めていたDarlene Lutz(ダーリーン・ルッツ)という人物であるとのこと。オークションが米国時間で7月17日に開催される予定となっており、最低落札価格は10万ドル(約1,080万円)。予想される最終落札価格は20万ドルから30万ドル(約2,160~3,240万円)ほどとなっている。手紙の写真及びその内容は『gottahaverockandroll.com』からチェックしてみよう。
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