ヴァージル・アブローによるアートワークが車体に描かれた列車が米シカゴにて誕生
シカゴ市内の鉄道を保有/運営する「Chicago Transit Authority(シカゴ交通局)」とのチームアップ
ホームタウンでもある米イリノイ州シカゴの『Museum of Contemporary Art Chicago(MCA、シカゴ現代美術館)』にて自身初となる美術館個展“FIGURES OF SPEECH”を開催中のVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)。〈Off-White™️(オフホワイト)〉の主宰であり、〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉のメンズアーティスティックディレクターとしてもその手腕を振るう奇才だが、今回そんな彼による新たな注目の“仕掛け”が明らかとなった。
今回Virgilと手を組んだのは、「Chicago Transit Authority(シカゴ交通局)」及び同局が保有/運営するシカゴ市内のダウンタウンを走る鉄道のChicago ‘L’(シカゴ・L)。その中でも都市部を走るレッドラインの車体に、Virgilによるグラフィックワークがパブリックアートとして描かれた。“Thin Red line”と名付けられた同作はストリートシーンに造詣の深いVirgilらしく、1970〜80年代を彷彿とさせるスプレーワークのグラフィティ調のものに。“FIGURES OF SPEECH”の文字や自身の名前、前衛的なアートワークが車体全体を用いて表現されている。
ちなみに“FIGURES OF SPEECH”会場の『MCA』のInstagramでは、この電車を発見/撮影し、写真かビデオをDMで6月13日(電池時間)までに送るとステッカーをプレゼントするキャンペーンが開催中となっている。
“FIGURES OF SPEECH”にて展示中の〈Nike〉コラボサンプルの数々やスイスの家具ブランド「Vitra(ヴィトラ)」とのコラボプロジェクトなど、その他のVirgil関連ニュースの数々もお見逃しなく。
looks like chicago is, uh, getting some Virgil Abloh CTA art pic.twitter.com/DeltFPIgkM
— claire voon 温美恩 (@claire_voon) 2019年6月7日