佐藤可士和が手がけた日清食品関西工場の工場見学施設
カップヌードルの蓋をエントランス屋根に採用し、「日清」のアイデンティティを体現




















『日清食品関西工場』の工場見学施設のクリエイティブディレクション、インテリアデザインを手がけた佐藤可士和率いる「SAMURAI(サムライ)」が、そのデザインの全貌を公開した。
佐藤可士和は、〈UNIQLO(ユニクロ)〉や「TSUTAYA」のTカードなどをデザインしたことでも知られる日本を代表するクリエイター。「日清」とのリレーションシップも深く、SAMURAI NOODLES “THE ORIGINATOR”や『カップヌードルミュージアム』のロゴデザインを手がけたのも、他でもない彼である。
『日清食品関西工場』の敷地面積は甲子園球場2.6個分(10万㎡)、1年間で最大10億食もの製品を生産することが可能な、最新鋭の設備とIoT技術を備えた国内最大級の食品工場の一つ。エントランスは、カップヌードルの蓋がそのまま屋根となり、上から見ると原材料名やお湯の目安量も忠実に記載。また、全長200mにもおよぶ真っ赤な見学通路では、1分間に400食ものスピードで次々とカップヌードルが作られる映像を、生産ラインで発生する音をサンプリング、リミックスしたエレクトロニック・ミュージックと共に40台の大型モニターで視聴することができる。施設内には横浜・みなとみらいにある施設同様、世界に一つだけのオリジナルのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」のほか、来場者に商品パッケージのステッカーを貼ってもらう参加型アートも設置され、体験型工場見学の最新形を提示している。
そんな『日清食品関西工場』の工場見学施設の外観および内装デザインは、上のフォトギャラリーからご確認を。
カップヌードルといえば、今週の新商品カップヌードル メキシカンタコス ビッグも食べ逃しのないように。