韓国・ソウルで訪れるべきセレクトショップ 7 選

多様な魅力を持つソウルを代表するセレクトショップを厳選してご紹介

ファッション 
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『HYPEBEAST』読者にとって、旅行先での楽しみといえば、真っ先にショッピングと答える人が多いことであろう。日本から目と鼻の先にある韓国は常に人気の旅先であり、とりわけソウルには、買い物を存分に楽しめる施設やスポットが市内各地に並ぶ。ファッションに限らず、音楽から食、スポーツ、様々なジャンルのアートに至るまで、ライフスタイルをトータルにカバーするコンセプチュアルなストアがずらりと揃い、五感を刺激すると共に、いつまでも色褪せない思い出が作れるのもポイント。本項では、そんなソウルにて訪れるべきセレクトショップ7店舗をご紹介。夏休みの過ごし方を決めかねている方は是非参考にしていただきたい。

Duffle Centre(ダッフル センター)

ソウル東部の長安洞(チャンアンドン)にある住宅街に世界で最も小さいショッピングセンターがオープンされた。30年の歴史を誇る銭湯『チョンホタン』を改装した『Duffle Centre』はアート、ファッション、カルチャーを融合したエンターテインメントと体験型の空間である。まるで昭和にタイムスリップしたようなタイル張りの外観がレトロな佇まいを醸す3階建の店内には、韓国のローカルやハイエンドを含め約15のブランドを取り扱っている。また、同店舗の1階にはとんかつ専門店『Konban(コンバン)』とカフェ『Fountain(ファウンテン)』が入店し、ショッピングを楽しむと同時に元・銭湯さながらの温かい雰囲気でゆったりと過ごせる空間となっている。

Duffle Centre
住所:48-12 Hancheon-ro 26-gil, Jangan-dong

1LDK SEOUL(ワンエルディーケー ソウル)

『1LDK SEOUL』は、“日常の中の非日常”というテーマに、新しいスタンダードを提案し続けている日本・東京初の人気セレクトショップ『1LDK』海外店舗のひとつ。“Living(リビング)”、“Dining(ダイニング)”そして“Kitchen(キッチン)”の頭文字をとって名付けたショップ名にふさわしく、ファッション、インテリア、雑貨といったをハイセンスなライフスタイルアイテムを展開。店内には、〈UNIVERSAL PRODUCTS (ユニバーサルプロダクツ) 〉や〈LIVING CONCEPT(リビングコンセプト)〉といった自社ブランドを含め、〈STUDIO NICHOLSON(スタジオ ニコルソン)〉〈MAISON EUREKA(メゾン エウレカ)〉などの海外デザイナーの最新コレクションも取り揃えている。また、1LDKといえばカフェ“Taste and Sense”も欠かせないもの。毎月行われる様々な展示会やポップアップイベントはもちろんのこと、ここでしか味わえないレモンティーとバニララテは、本店舗が自慢する最大の魅力。

1LDK SEOUL
住所:5 Seolleung-ro 162-gil, Cheongdam-dong

10 CORSO COMO MAGAZZINI(ディエチコルソコモマガッジーニ)

ソウル市内で最もラグジュアリーな空気が漂うエリアである清潭洞(チョンダムドン)にある『10 CORSO COMO MAGAZZINI』は、1990年にイタリア・ミラノで誕生したマルチストア『10 CORSO COMO(ディエチ・コルソ・コモ)』が展開するアウトレットショップ。“五感を満足させるスローショッピング”というコンセプトのもと、400以上のブランドアイテム、ギャラリー、ライフスタイルグッズ、コスメ、書籍、CDまで幅広いプロダクトをリーズナブルな価格で提供している。〈Balenciaga(バレンシアガ)〉〈Raf Simons(ラフ シモンズ)〉〈Balmain(バルマン)〉〈Rick Owens(リック・オウエンス)〉といったハイブランドのアイテムを最大70%OFFで購入可能なのでソウルへ行く予定がある人はぜひとも足を運んでみてはいかがだろうか。

10 CORSO COMO MAGAZZINI
住所:9 Apgujeong-ro 10-gil, Sinsa-dong

Slow Steady Club(スローステディクラブ)

“パリパリ(早く早く)”文化が染み付いたソウルでは、“ゆっくり”の美学を体感できる場所は数少ないだろう。『Slow Steady Club』が今最も注目を浴びている理由はそこにある。古き良き韓国情緒の残るレトロな街である三清洞(サムチョンドン)エリアの細道に位置するこちらの店は、1967年に建てられた3階建の民家をリノベーションしたライフスタイル提案型ショップ。〈Common Projects(コモン プロジェクト)〉や〈Graphpaper(グラフペーパー)〉〈HED MAYNER(ヘド・メイナー)〉といった日本でもお馴染みのブランドや韓国ローカルブランドのアイテムが並ぶ1階には、アパレルだけでなく、雑貨、ホームグッズなども展開。2階では、書籍とレコードと共に、ショップの世界観にまつわるカフェテリアが設置され、日常の忙しさを忘れてゆっくりとくつろぎの空間を用意。また、3階の屋上のルーフガーデンでは、景色のいいテラス席があり、三清洞の穏やかな街並みを眺めながらこだわりのコーヒーも楽しめる空間となっている。

Slow Steady Club
住所:17 Samcheong-ro 5-gil, Palpan-dong

atmos Seoul(アトモス ソウル)

スニーカーに特化したセレクトショップとして、2000年に本名秀文がスタートさせた日本初の『atmos(アトモス)』。2017年に、世界展開1号店として出店を果たした『atmos Seoul』は、すぐさま韓国のスニーカーヘッズたちが訪れる聖地的スポットに。感度の高いローカルブランドやハイブランドのストアがずらりと立ち並ぶ、ソウル・狎鴎亭(アックジョン)に位置する『atmos Seoul』は、〈Nike(ナイキ)〉〈adidas(アディダス)〉〈ASICS(アシックス)〉〈Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)〉〈HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)〉といった人気ブランドのスニーカーを展開するほか、〈YEEZY(イージー)〉や〈Off-White™️(オフホワイト)〉x〈Nike〉などレアキックスも取り扱う。また、本ショップでは、Jay Park(パク・ジェボム)率いる「AOMG(エーオーエムジー)」や「H1GHR MUSIC RECORD(ハイヤー・ミュージック・レコーズ)」といったヒップホップレーベルとのコラボポップアップも定期的に開催されており、ヒップホップ好きのスニーカーヘッズにとっては、一度は足を運ぶ価値のあるスポットといえるだろう。

atmos Seoul
住所:817 Seolleung-ro, Sinsa-dong

Worksout Ryse(ワークズアウト ライズ)

弘大(ホンデ)に位置する『Worksout Ryse』の入り口を抜けると、まずそのインテリアに圧倒される。3フロアから構成されるこの複合型ショップは、韓国内に数店舗を構える『Worksout』史上最大級の規模。〈Nike〉、『SLAM JAM(スラムジャム)』や〈Carhartt(カーハート)〉のフラッグシップストアをデザインした、Andrea Caputo (アンドレア・カプート)が同ショップのインテリアを手掛けたとして話題になった。1920年代のイタリア家具をリモデリングしたファニチャーで内装を彩り、ストリートライクな雰囲気が漂う店内には、〈C.E(Cav Empt)〉〈Stone Island(ストーン アイランド)〉〈Liam Hodges(リアム ホッジス)〉〈thisisneverthat(ディスイズネバーザット)〉といった同ショップの世界観を映し出す個性派ブランドが幅広く展開されている。また、店舗とホテル『RYSE, Autograph Collection(ライズ・オートグラフコレクション』が繋がっており、ショッピングを楽しんだ後の宿泊も可能。さらにクロワッサンが美味しい『TARTINE BAKERY(タルティンベーカリー)』や現代アートを鑑賞できる『ARARIO GALLERY(アラリオ ギャラリー)』が近接しているので、ライフスタイル提案型ショップの決定版といっても過言ではない。

Worksout Ryse
住所:130 Yanghwa-ro, Seogyo-dong

AJO Studio(アゾ スタジオ)

食堂や工具店が立ち並び、下町のどこか懐かしい雰囲気が漂う乙支路(ウルジロ)の片隅に、注目のセレクトショップがオープン。韓国の若者たちの間で話題のこのストアは、4階建てのビルを丸ごとリノベーション。韓国のサブカルチャーを表現した店内には、“エレガントなストリート”をコンセプトとした同ショップのインハウスライン〈AJO BY AJO(アゾバイアゾ)〉のコレクションアイテムが一挙勢揃い。ショップの内装からプロダクトまで、細部に渡ってこだわり抜かれた独創的な世界観を反映。他に類を見ない唯一無二のショッピングスポットして人気を博している。

AJO Studio
住所:Jung-gu, Seoul, South Korea

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