Apple の最高デザイン責任者 ジョニー・アイブ が退職へ
iPhoneやiMacのデザインを手がけてきた著名デザイナーが「Apple」から独立
「Apple(アップル)」の最高デザイン責任者(CDO)であり、これまでにiMacやiPhoneといった製品のデザインを統括してきたJony Ive(ジョニー・アイブ)が、「Apple」を退職することが明らかとなった。
イギリス生まれのJony Ive氏は1992年に「Apple」に入社し、これまで30年間近く「Apple」が誇るデザイン力を支え続けてきた人物。米『Financial Times』誌によるとその退職は2019年内で、2020年には自らの新会社「LoveFrom」を設立。「LoveFrom」の設立後も「Apple」をクライアントのひとつとして様々なプロジェクトに関わっていく予定とのこと。
退職に際して、「Apple」が発表したプレスリリース内でJony Ive氏は「ほぼ30年間にわたり数えきれないほどのプロジェクトに関わってきて、私はAppleで比類なきデザインチームと、プロセスとカルチャーを作るためにずっと行なってきた仕事のことを、本当に誇りに思っています。今日、チームはAppleの歴史のどの時点におけるよりも強く、活気に満ち、そして才能があふれています」とコメント。一方「Apple」CEOを務めるTim Cook(ティム・クック)は「Appleは今後も特別なプロジェクトでジョニーと直接一緒に仕事をすることで、そして彼が育てた才能あふれる情熱的なデザインチームの継続的な仕事を通じて、ジョニーの才能の助けを借りることになります。何年にもわたり緊密に仕事をしてきた私としても、私たちの関係が今後も発展していくことを嬉しく思い、将来にわたり長くジョニーと仕事をしていくことを楽しみにしています」とコメントしている。
『HYPEBEAST』がお届けするその他の最新テック関連ニュースの数々もお見逃しなく。