ヤニス・アデトクンポが NBA 2018-19シーズンのMVPを獲得

2018-19シーズンを総括する個人賞の授賞式「2019 NBA Awards」が開催

スポーツ
9,458 Hypes

トロント・ラプターズの初優勝で幕を閉じた2018-19シーズンのNBA。八村塁のワシントン・ウィザーズ入団や16年ぶりに開催される「NBA Japan Games 2019 Presented by Rakuten」を控え、現在最も注目されているスポーツと言っても過言ではないだろう。そんな期待の高まる来季を前に、今シーズンを総括するレギュラーシーズン個人賞の授賞式「2019 NBA Awards」がアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス開催された。

最注目のMVPはミルウォーキー・バックスをリーグ最多勝に導いたGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)が受賞。昨季MVPであるヒューストン・ロケッツのJames Harden(ジェームズ・ハーデン)との接戦が予想されたが、蓋を開けてみれば1位票を78票獲得したGiannisに対し、Hardenはわずか23票と差が開く結果に。バックスの選手としてMVPを獲得するのはKareem Abdul-Jabbar(カリーム・アブドゥル=ジャバー)以来2人目。現在24歳のGiannisはDerrick Rose(デリック・ローズ)、LeBron James(レブロン・ジェームズ)に次ぐ史上3番目に若いMVPプレイヤーとなり、元フェニックス・サンズのSteve Nash(スティーブ・ナッシュ)に並び、最も低いドラフト指名順位(1巡目15位)からのMVP獲得となった。

惜しくも2年連続の受賞は逃したが、歴史的な活躍を続けるHardenは、MVP投票において直近5シーズン中4シーズンで2位以内をキープし、ここ数年の圧倒的な支配力が際立つ。その他、最優秀ディフェンス賞はユタ・ジャズのRudy Gobert(ルディ・ゴベア)、最優秀新人賞はダラス・マーベリックスのLuka Doncic(ルカ・ドンチッチ)が受賞。Doncicはマブスの選手として1995年のJason Kidd(ジェイソン・キッド)以来の2人目の新人王であり、平均20得点、5アシスト、5リバウンド以上を記録した史上5人目のルーキーとなる(ちなみのその5人全員が新人王を獲得している)。最優秀コーチ賞は、バックスのMike Budenholzer(マイク・ビューデンホルツァー)、最も成長した選手に贈られるMost Improved Player(MIP)は、ラプターズ初優勝に大きく貢献したPascal Siakam(パスカル・シアカム)、最優秀控え賞であるシックスマン賞は、ロサンゼルス・クリッパーズのLou Williams(ルー・ウィリアムズ)が3度目となる受賞。これはJamal Crawford(ジャマール・クロフォード)と並び歴代最多タイ。「2019 NBA Awards」の詳細はこちらからご確認を。
『HYPEBEAST』がお届けするNBA関連のニュースもお見逃しなく。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。