ニューヨークの JFK 国際空港内に歴史的建造物をリノベーションした TWA ホテルがオープン

映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『オーシャンズ8』にも登場する貴重な建築物がホテルとして生まれ変わる

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アメリカ・ニューヨークの『ジョン・F・ケネディ国際空港』内に『TWAホテル』がオープンした。

今はなき「トランス・ワールド航空」のターミナルとして1962年に誕生した『TWAフライトセンター』。フィンランドの建築家Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)がデザインを手掛けたTWAは、映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『オーシャンズ8』といった作品にも登場。1994年にニューヨーク市の歴史的建造物、2005年に国家歴史登録財に認定されるなど、貴重な文化財としても知られている。2001年の「トランス・ワールド航空」買収を機に閉鎖されていたが、この度ホテルとして生まれ変わった。またオープン直前の5月8日(現地時間)には〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉の2020クルーズ・コレクションが開催されたことでも話題に。

TWAホテルはジェット機時代のレトロモダンな512部屋の客室に加え、8つのバーと6つのレストランを備えており、そのなかにはミシュランシェフとして著名なJean-Georges Vongerichten(ジャン・ジョルジュ・ヴォンゲリスティン)が手がける『Paris Café』も含まれているという。また、10,000平方フィート(約929平方メートル)のジム(ホテルに併設されているものとしては世界最大級)も設けている。価格は139ドル〜となり、公式WEBサイトにて予約可能。ニューヨークに滞在する予定のある方は宿泊を検討してみてはいかがだろうか。

あわせて、巨大岩石にコンクリート厚板を組み込んだ居住スペース『House Inside a Rock』もチェックしてみよう。

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