Travis Scott が妊娠中絶を支援するNPO団体へマーチャンダイズの売り上げを寄付することを発表
米アラバマ州の中絶禁止法成立に対し、Travisをはじめとするセレブたちの抗議の声が続く
5月17日(現地時間)、アメリカ・アラバマ州にて開催された「Hangout Music Festival(ハングアウト・ミュージックフェスティバル」に出演したTravis Scott(トラヴィス・スコット)。“Astroworld”ツアーでも数多くのマーチコレクションを販売してきたTravisであるが、本イベントでのマーチャンダイズによる収益全てを人工妊娠中絶や避妊など女性の権利を保護するNPO団体「Planned Parenthood(プランド・ペアレントフッド)に寄付することを発表した。
人工妊娠中絶を全面的に禁止する法案が可決された同州。17日から19日にかけて開催された本イベントに参加したTravis Scottは、ステージ上で「今日俺は、グッズの売り上げ全てをPlanned Parenthoodに寄付したいと思っている。アラバマに住んでいる君たちに心から共感してるよ。俺はみんなを愛しているんだ。愛こそ、俺と君たち全てにとって最も最強なものだってことをわかって欲しい」とコメント。その後、自らが客演で参加したSZA(シザ)の“Love Galore”を披露し、観客にメッセージを捧げた。
全米で最も厳しい中絶を禁止する法案を通したアラバマ州に対しては、全世界の人々から非難の声が浮上。また、Rihanna(リアーナ)やLady Gaga(レディー・ガガ)など多くのアーティストが、この法律を“悪質”と批判している。
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