Nike にとっては面白くない NBAファイナルに?

レブロン不在の余波がここにも?

スポーツ
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いよいよ今年もこの時期がやって来た。トロント・ラプターズとゴールデンステート・ウォリアーズが激突する2019年のNBAファイナル。NBAファイナルといえば、NFLのスーパーボウルに次いで世界中を熱狂の渦に巻き込む一大スポーツイベントである。

しかし、今年のNBAファイナルはやや状況が異なっている。昨季まで4年連続でウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズによる頂上決戦であったが、今季はご存知LeBron James(レブロン・ジェームズ)の移籍により、その図式が崩れた(LeBronは8年連続でファイナルに出場していたが、今シーズンからロサンゼルス・レイカーズへと移籍し、ファイナルはおろかプレイオフ進出すら逃している)。前述の通り、NBAファイナルは全世界が注目する晴れの舞台となるので、プレイヤーたちがエンドースメント契約を結んでいる各スポーツブランドによるシューズ合戦にも熱が入る。

LeBronが8年連続で出場していたこともあり、直近10年は〈Nike(ナイキ)〉もしくは〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉から最低でも2〜3人のスーパースター選手が送り込まれていたが、今年は非〈Nike〉アスリートがファイナルの主役になりそうだ。ラプターズを初のファイナルに導いたKawhi Leonard(カワイ・レナード)は〈New Balance(ニューバランス)〉、Kyle Lowry(カイル・ロウリー)は〈adidas(アディダス)〉、ウォリアーズのStephen Curry(ステフィン・カリー)は〈Under Armour(アンダーアーマー)〉、Klay Thompson(クレイ・トンプソン)は〈Anta(アンタ)〉、ファイナルでの復帰が期待されるDeMarcus Cousins(デマーカス・カズンズ)は〈PUMA(プーマ)〉の契約選手となる。今プレイオフでも活躍しているDraymond Green(ドレイモンド・グリーン)など〈Nike〉の契約プレイヤーも各チームにもちろん在籍しているが、〈Nike〉の看板選手であり昨年まで2年連続でファイナルMVPに輝いているKevin Durant(ケビン・デュラント)は怪我により早くて第3戦目からの復帰となる見込み。シリーズの結果次第であるが、下馬評ではCurryもしくはLeonardのファイナルMVPが予想されており、〈Nike〉にとっては面白くない?NBAファイナルになるかもしれない。

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