マイケル・ジョーダンに最も近いのはコービーでもレブロンでもなく意外な選手だった?
奇しくも〈Jordan Brand〉を離脱した寡黙な男がMJを彷彿とさせる驚異的な活躍を見せる

実に13年ぶりとなるLeBron James(レブロン・ジェームズ)不在によるNBAプレイオフは視聴率の低迷が叫ばれているが、ファーストラウンドから白熱した試合が続く。そんな中、バスケットの神様・Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)が憑依したかのような活躍を続けるプレイヤーに熱視線が注がれる。
その選手とはKevin Durant(ケビン・デュラント)でもJames Harden(ジェームズ・ハーデン)でもGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)でもなく……トロント・ラプターズのKawhi Leonard(カワイ・レナード)。奇しくも今シーズン初めに〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉から〈New Balance(ニューバランス)〉へと契約スポンサーを鞍替えしたLeonardは、フィラデルフィア・76ersとのシリーズ4試合で平均38得点、シュート成功率約62%を記録。プレイオフシリーズで平均35得点/成功率60%以上を達成した選手は過去にMichael Jordanしか存在せず、LeBron James(レブロン・ジェームズ)やKobe Bryant(コービー・ブライアント)ですら成し遂げていない。
Leonardの活躍は元NBA選手からも賞賛され、Kendrick Perkins(ケンドリック・パーキンス)はLeonardを“Kawhi Jordan”と称している。またNate Robinson(ネイト・ロビンソン)も寡黙なLeonardを“Terminator-Jordan(ターミネーター・ジョーダン)”と表現し「彼はロボットのように見えるけど、Michael Jordanが中に入ってるね」とコメント。さらに『ESPN』の名物コメンテイターであるStephen A Smith(スティーブン・A・スミス)は「Kawhi Leonardは(対戦相手の)76ersがこれまでに戦った中で“最もJordanに近い存在”だ」と述べている。
健康であれば、いまだLeBron James(レブロン・ジェームズ)を“現役最高のプレイヤー”に推す声が多いが、来シーズン以降にその看板を背負って立つのは、伏兵“Kawhi Jordan”なのかもしれない。
そんなLeonardも来日予定となるNBA Japan Games(NBAジャパンゲームズ)のチケット販売情報はチェック済み?