中目黒の名店から生まれたブランド BAMBOO SHOOTS が初となるルックブックを公開

“アウトドア”を軸に据えたセレクトで長年に渡って愛され続ける中目黒の老舗セレクトショップ『BAMBOO SHOOTS（バンブーシュート）』の店長兼バイヤー、甲斐一彦がスタートさせたブランド〈BAMBOO SHOOTS〉より、ブランドにとって初となるルックブックが公開となった。

甲斐氏が個人的に蒐集した古着たちをインスピレーション源に、生地、ボタン、 縫製などといったディテールにまで拘り抜いた、あくまでの“甲斐一彦のスタンダード”を落とし込んだカジュアルウェアを展開するブランド〈BAMBOO SHOOTS〉。2019年春夏シーズンのテーマには“PARACHUTE（パラシュート）”という言葉が掲げられ、そこには“洋服の色”に対する甲斐氏そして〈BAMBOO SHOOTS〉の思いが込められているようだ。

服の色には意味がある。

カーキは土埃のなかを歩いても汚れが目立ちにくいからパンツに取り入れられた。MA-1の裏地が派手 なオレンジ色なのは不時着時のレスキューカラーになっているから、なんてのも有名な話だ。 アウドアプロダクトに鮮やかなカラーが取り入れられているのは、白い雪山で他の人から認識しても らうため。これも時と場合によっては命に関わるから重要なことだ。もしかしたら美しい自然へのリスペクトとして、きれいな色を採用しているブランドもあるかもしれない。僕は洋服のカラーについては ベーシックなものが好きだ。つまり黒があって、オリーブとネイビー。あとはヘザーグレイくらいなら あっても良いかもしれない。それ以外の色を着るのは少し気恥ずかしい。

だけど時には、服の色の意味なんて考えないで、好きなように着るのも悪くない。parahute の色には意 味もルールもない。好きな色を好きなように組み合わせればいい。

軍隊ではもちろんオリーブカラーなんてのが多いんだけど、それ以外は本当に自由だ。赤の隣にあるの がオレンジでもいいし、別にパープルにしても誰も文句は言わない。 意味なんて考えない。自分が好きなように色を組み合わせて、それを楽しめばいい。

言い換えれば、 パラシュートをテーマに、規則のない好きな色の組み合わせを純粋に楽しんで表現したかった。という事です。 – 甲斐一彦 -

まずはとにかく、上のフォトギャラリーから現代アーティストの加賀美健をモデルに起用した〈BAMBOO SHOOTS〉2019年春夏季のルックブックをチェックしてみよう。『HYPEBEAST』がご紹介するその他の最新ファッション関連ニュースの数々もお見逃しなく。

BAMBOO SHOOTS（バンブーシュート）
住所：〒150-0011 東京都渋谷区東3-16-5 サンパーク恵比寿401号
Tel：03-6821-5233
Web：bambooshootswear.com/