Apple による第3世代目 AirPods は新機能を搭載して2019年内発売か
業界お馴染みのアナリストであるミンチー・クオ氏も「Apple」製新作ワイヤレスイヤホンに関する大胆な予測を発表
「Apple(アップル)」による左右独立型完全ワイヤレスイヤホンのAirPods(エアポッズ)。2016年12月に第1世代目モデルが公式発表された際にはその細長いデザインを“耳からうどん”などと揶揄する声も多少なりとも上がったが、発売から2年以上が経った今でもその売れ行きは絶好調。完全ワイヤレスイヤホン市場で世界シェア60%を達成し、まさに“完全ワイヤレスイヤホンの代名詞”とも言うべきプロダクトである。
そして2019年3月下旬には第2世代目モデルとして、“Hey Siri”機能やワイヤレス充電機能を新搭載し、充電性能やチップが改良された新型AirPodsが登場。その爆発的人気にさらに拍車をかけているところだが、今回は早くも第3世代目モデルに関する噂が浮上した。
台湾のテック系メディア『DIGITIMES』によると、その第3世代目AirPodsにはノイズキャンセリング機能が追加され、2019年内に「Apple」による発表および発売が行われるとのこと。またその生産は、第2世代AirPodsも生産している台湾の企業「Inventec(インベンテック、英業達)」らが請け負うことも同メディアは報じている。
そしてテック業界でその名を轟かせる「Apple」関連情報特化型のアナリスト、Ming-chi Kuo(ミンチー・クオ)もその第3世代目AirPodsに関する予測を発信。彼の予測によると「Apple」が発売を計画している新型ワイヤレスイヤホンは計2種類存在し、ひとつは従来のAirPodsの機能やデザインの系譜を次ぐ第3世代目AirPodsと呼ぶに相応しい新モデル、もうひとつはデザインが刷新された全く新たなワイヤレスイヤホンとなり、その2モデルの発表および発売は2020年3月までに行われるとのこと。
「Beats by Dr. Dre(ビーツ・バイ・ドクタードレ)」のPowerbeats Pro(パワービーツ プロ)や「Anker(アンカー)」のSoundcore Liberty Air(サウンドコアリバティーエア)など、各社から意欲作がリリースされて盛り上がりを見せる完全ワイヤレスイヤホン業界。第3世代目AirPodsについても今後の新たな情報を見逃さないようにしよう。