ジネディーヌ・ジダンがレアル・マドリードの監督に電撃復帰
ジダンのレアル復帰の条件として450億円の補強資金を用意し、ネイマールやエムバペの獲得を画策との噂も……

Zinedine Zidane(ジネディーヌ・ジダン)が、レアル・マドリードの監督に復帰した。
Zidaneは9ヶ月前のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇後、順風満帆と思われていたエル・ブランコを突如として去った。もちろん、世界屈指の強豪クラブでスター選手も数多く在籍するだけに、束ねる作業は骨の折れるどころの苦労ではなかったはずだ。マドリーはZidaneの後任として、BチームからSantiago Solari(サンティアゴ・ソラーリ)を招聘するも、クラブは軌道に乗ることができず、歯車は噛み合わないまま。バルセロナとの大一番であるクラシコでもコパ・デル・レイとリーガで連敗を喫し、同郷のアトレティコ・マドリードなどにも後塵を拝するなど、“変化”が求められるところまで追い込まれていた。
決断を求められたFlorentino Pérez(フロレンティーノ・ペレス)の選択は、クラブの哲学を熟知するレジェンドの復帰だった。Zidane新監督は「戻ってきたかったし、戻ってくるべきだったと考えています。9ヶ月前に監督の座から退きましたが、その当時は変化が必要で、選手たちも私自身も私の退任を必要としていたのです。ですが、今回は会長が直々に連絡をもらいました。私はこのクラブと会長を心より愛しています。それがここに戻ってきた理由です」とレアルへの帰還の理由を説明。また、海外各紙の報道によると、Pérez会長はZidaneに様々な権限を与えるとともに、3億ポンド(約442億円)の補強資金を用意したようで、噂では数名の選手を放出し、Neymar(ネイマール)、Kylian Mbappé(キリアン・エムバペ)、Christian Eriksen(クリスティアン・エリクセン)らの獲得を画策しているという。
果たして、ZidaneはPérez会長から発せられた“王政復古の大号令”に応えることができるのだろうか。
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